このブログで、僕がネットワークビジネスに2回も引っかかった経験談を話しました。
今回はそれを踏まえ、僕なりにネットワークビジネスに誘われたとき、マルチ商法かどうかの判断方法やうまい断り方と引っかかってしまったときにどうすればいいかを考えてみました。
ネットワークビジネスについてわからない人は上の記事も参考にしながら見ていったらいいなと思います。
マルチ商法かどうかを判断する基準って…?
僕は、マルチ商法の誘い方をセミナー形式で受講したことがあります。
受講にあたり、ちゃんとメモをとってスマホのボイスレコーダーで録音していました。偉いわー、僕。(正確には半強制的にさせられました笑)
そのときはどうやったら勧誘できるのかなって結構考えていましたね。
そのマルチ商法の誘い方を勉強してわかったことなんですけど、次の傾向がある場合はマルチ商法の可能性を疑ってみてください。
電話したがる
めっちゃ仲良いわけではないのに突然LINEして電話かけようとします。この時点で怪しいよね。(笑)
なぜ勧誘者(ほぼ友達であることが多いので友達とします)が電話したがるかというと、
メッセージやチャットだと返信が遅い人が多いから
です。
その友達の目的はカフェに誘うことです。もっといえば、カフェに誘って「すごい人」に会わせることです。
電話ですぐに予定を決めさせることで、相手に隙を与えないのです。怪しいと思ったら少し考えますよね。というか断る文面を考えようとします。
それゆえ、友達はいきなり電話して予定を聞くことで考えさせないのです。
自分はこんなにすごい人と出会った、と言いつつその「すごい人」をべた褒め
友達は超高確率で「ねぇ、聞いて!俺さすごい人と会ったんだよね!その人が一番尊敬できる人でさ・・・」って言います。
そして「すごい人」の説明を長々とします。
最後には、「お前は友達だから一緒に頑張っていきたい」といったように、あなたを少し褒めたりしながら熱意を込めて言ってきます。
これは第三者がその「すごい人」を持ち上げることで、本当にすごい人なんだなと思わせる効果があります。(この方法をT-upといいます)
この手続きで、友達の遊びやバイトの予定よりも「人生を変えてくれるすごい人」と会いたいと思わせたら友達の勝ちです。あとは予定立ててカフェに集合させるだけです。
カフェで友達が横に座り、「すごい人」が正面に座る
カフェについたときには友達はすでに座っていることと思います。
それで、友達は座る場所を指定してきます。友達の横に座らせようとします。
遅れて「すごい人」がやってきます。「すごい人」はあなたの正面に座ります。
これは勧誘の方法として有名な「ABC」という方法で、「すごい人」とあなたが親密になり契約(=ここではネットワークビジネスに入ることです)を成功させる方法として有名です。
「ABC」とは、この3人の立ち位置を英語で示したもので、「すごい人」(Adviser)があなた(Customer、client)を招待する。「すごい人」とあなたの仲を円滑にするために友達(Bridge)が2人に仲介してあなたに契約を促すという関係です。
この3つはネットワークビジネス界隈では常識です。なのでもしこういう状況になったら9割9分はネットワークビジネスだと思ってください。
ネットワークビジネスに誘われたときの断り方
マルチ商法の可能性が高い特徴を紹介してきました。いよいよ、マルチ商法の断り方を解説していきます。
マルチ商法はなかなか手強く、無理やり断らないと引きずりこまれてしまいます。
そこで、今回は学業で忙しいことを理由に断る方法を紹介します。学業は絶対に大学生が大事にするべきもので、学業をおろそかにして成績不振になる可能性があり、一番断りやすいからです。
学業で断る方法
もし今後僕がネットワークビジネスに誘われて断るなら、
学校の授業で忙しいのよー。ごめんね。
って断りますね。
学生のうちは勉強が一番です。その次にバイト、サークルと続きます。
正直バイトもサークルもする必要のないものですよね。まぁ、一人暮らしならお金がないのでバイトしなければならないっていう人は多いですが…。
ですが、勉強は絶対です。勉強しなかったら単位落ちたり進級できないのでね。
ビジネスも学生ではする必要はないものです。勉強が忙しかったら勉強をやるのが当たり前です。
同様に会社員でも自分の仕事を最優先にしないと解雇させられます。
まさに死活問題です。
お金を稼ぎたいと思わない
あえてお金を稼ぎたいと思わないという素振りをすることもおすすめです。そもそも、稼ぎたいという前提条件を否定するので、相手も対処しにくいです。
「お金がないとやっていけないよ」って言われるかもしれませんが、ある程度普通に暮らせればいいという考えがあるなら、別にビジネスでお金持ちになる必要がなく、大学は4年で卒業して就職すればいいだけの話です。
それでも誘われたなら強行手段に出るべき!
また、それでも無理やり勧誘してきたら、いっそのこと縁を切る覚悟で強く断ってもいいでしょう。
とはいえすぐに縁を切るのもかわいそうなので、最初は純粋に友達として接したいとか優しく言いましょう。
それでも誘ってきたら、「この人は僕を友達と思ってないんだなぁ、金づるにしか思っていない。」って思っちゃいます。それで、もしこれ以上勧誘するなら縁切ると言います。
だって、相手の要望を無視して自分の要望だけで貫きとおしてるじゃないですか(怒)
そんな人にちゃんとした人脈が作れないのは自明です。
僕もそんなヤツとは友達になりたくありません。却下です。チ○カスです。
そんなことできない、人を傷つけたくないっていう心が綺麗で優しい人ほど断れずに悪徳なネットワークビジネスに手を染めてしまいます。本当に怖いので気をつけてくださいね。
ネットワークビジネスに入ってしまったら
もうネットワークビジネスを始めたけど成果が見られないとかでやめたいって思っていませんか?
相手が契約解除できない、とか返金できないと言うことが多いです。ただ、2つの条件が満たせばネットワークビジネスを合法で解除することができます。(情報商材など最初に払ったお金も戻ってきます)その2つは、
(1)契約時19歳未満であること
(2)契約から20日が経過していないこと
です。
相手が返金してくれないときはいずれもお住まいの自治体(市区町村などです)の消費生活センターで相談してください。
(お住まいの自治体以外にも消費生活センターはありますが、対応してくれません)
とにかくすぐに消費生活センターへ行ってください。いろいろな対応をしてくださいます。
ちなみに僕も返金交渉を頑張っているところです。(笑)