【北陸・金沢旅】黒部・立山篇 山奥にある絶景の自然

前篇として金沢観光を紹介しました。

今回は富山県立山町、黒部市の秘境の絶景を見てきました!

ケーブルカーとバスを乗り継いで山奥へ!

富山地方鉄道立山線特急で富山駅からおよそ50分、立山駅へ。

この立山駅から、立山黒部アルペンルートを使って、立山連峰の様々な景色を眺めることができます。

立山黒部アルペンルートでは、ケーブルカー、バス、トロリーバス、ロープウェイなどの数々の乗り物を乗り継いで北アルプスを横断します。

今回は、乗り物の終電も考慮してケーブルカーとバスで室堂(むろどう)というところまで行きました。

まずは立山駅へ。今回は車で行きました。

立山駅では元東急の電車が活躍していたり、

西武の旧レッドアローもありました。

さて、ここから山を登っていくわけですが、室堂は標高2,450mに位置し、立山黒部アルペンルートでは標高が最も高い地点となっております。

立山駅からだとケーブルカーで美女平まで行き、そこからバスを使って室堂へ行きます。

ちなみに立山駅の標高が475mなので、立山と室堂の気温差は12度ほど。

この日はすでに立山で12度を切っていたため、室堂では氷点下です。いくらなんでも寒すぎでしょ…。

というわけで、しっかり厚着をして登ります。

美女平の標高は977m。ケーブルカーは立山から美女平までの標高差500mをおよそ7分で登ります。

写真は撮ってませんでしたが(すみません)、一気に登るのである意味スリルがありました。(笑)

美女平へ到着。ここからすぐバスに乗り換えて標高2,450mの室堂まで50分、ゆっくりと走行します。

美女平あたりは霧のせいであまり付近が見えませんでした。

バスは森林の中をぐるぐる走ります。山道なので結構クネクネしています。

また、バス走行中は観光ビデオが放送されています。立山に生息している動植物の説明や立山黒部アルペンルートの観光案内などが放送されています。

こんな道路をずっと進むこと30分。雲の層が薄くなって空が明るくなり、ついにこの霧を抜けます。

晴れてますね。さっきの霧は雲で、雲の上にいるってことです!

これには感動したなぁ…!

バスがこの雲を抜けると雲海が下に見えます。まさに絶景です。

一方、山側をのぞいてみると雪が積もっています。

ちょこっとですが見えますでしょうか?

実はここ、立山では日本では珍しい氷河がある場所で、雪が夏になっても溶けない万年雪というのがあるんです。

さらに標高が高くなっていくと道路に雪がありますよ!

いつになっても雪って楽しいなーって感じました!

終点の室堂付近では壮大な山を間近で見ることができます。

そして室堂着。50分という長い時間でしたが、刻々と変わる山並みの景色は全然飽きず、むしろ物足りなささえ感じました。

室堂から山を眺めてみました。

室堂あたりは観光地になっているので少しだけ歩くことができます。

そこで、室堂からすぐのところにある地獄谷という温泉の近くまで行ってみることにしました。

※地獄谷付近は有毒な炭酸ガスが出ているので立ち入り禁止となっています。本当に危険なので立ち入り禁止区域には入らないでください。

悶々と立ち込める湯気と硫黄の香りが温泉感を感じさせます。思わず自然ってすごいなぁ、という偉大さを感じさせられました。

この付近にはミクリガ池と呼ばれるきれいな池もあります。

余談ですがここら辺の高原植物の松はかなり背が低く、雑草と同じ高さまでしか育ちません。

寒くなってきたし室堂のターミナルの建物に入ることにしました。標高2,450m地点での気温はなんと氷点下1度!東京の真冬よりも少し寒いぐらいです。

建物の内部はさすが暖かかったです。食事処もあるしお土産も売っているのでここでの腹ごしらえやお土産探しも十分にできそうです。

僕はお腹が空いていなかったので食べませんでしたが。(笑)

室堂から先へ行くにはトロリーバスを使ってほんの少し下って行きます。次の地点は大歓峰(標高2,316m)ですが、僕は戻りの高速バスやケーブルカーの終電の時間に間に合わなかったので仕方なく戻ることにしました。

帰りのバスでは寝てしまいました。(笑)

そのおかげか、行きよりも早く着いたような気がしました。

またケーブルカーを使い、無事立山駅に到着。

過酷な山登りから帰ってきた気分です。

立山駅は標高が低く、暖かいとさえ感じましたよ!

まとめ

今日は、立山黒部アルペンルートを使って、室堂という立山の上の方まで行ってきました。本来は黒部ダムまで行ってみる予定でしたが、あいにく時間がなく途中までしか行けませんでした…。

登山したこともないので、今回の標高2,450mが人生の最高地点です。そこからみる景色は絶景以外のなにものでもありません。

言葉ではとても言い表せないほどの美しさと自然の厳しさを感じてきました。

立山黒部アルペンルートを使ってぜひ自然を感じてください!

なお、冬は道路ぞいに雪が高く降り積もった壁を見ることができますよ!

Twitterも登録してね!