【東北ひとり旅】Day 6 青森の城下町・弘前へ!

5日目は盛岡市を散策しました。盛岡の観光・食を十分満喫できたのでよかったです。

6日目は盛岡から花輪線を通り、青森県は弘前市へ向かいます!

弘前には私の実家があるので、弘前を観光した後で実家でしばらくステイしようかなと思っています!

地元を観光するのってなんだか新鮮な感じですが、旅人たるもの全国各地を知るよりも地元に断然詳しくなければなりません。

地元の勉強も兼ねて、観光客目線で旅人として街を散策しました。

青春18きっぷを使う場合は花輪線は注意!

盛岡から青森方面へ在来線だけで抜けるには、

  • 1. IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道で八戸を経由する
  • 2.田沢湖線と奥羽本線で秋田を経由する
  • 3. 花輪線で大館を経由する

以上の3ルートが考えられます。

ただ、青春18きっぷで行く場合は、1は完全に通れなく、(北海道&東日本パスは使えます)

2の方法だと田沢湖線の本数がめちゃくちゃ少ないし遠回りになるので、3の花輪線を使う方法が最適かと思います。

ただし、花輪線は盛岡から好摩までIGRいわて銀河鉄道線直通なので、JRではありません。

そのため、盛岡から好摩間は660円の運賃が別に必要です。

花輪線は盛岡から秋田県北部の大館まで奥羽大陸を横断しながら北上する路線です。

盛岡から好摩までは郊外を走っているような感じでしたが、好摩から先は単線になり、ローカル線らしくなってきます。

東大更〜大更間では岩手山が大きく見え、車窓から見える岩手山はとても美しいです。

この後は車窓を撮ったり、ぐっすりと寝たり、本を読んだりしながら列車に揺られて大館につきました。

ちなみに朝食は車内で福田パンを食べました。スーパーで買ったやつです。

あん抹茶にしてみました。ずっしりとしていて美味しかったんですけど、あんバターの方が好みでした。

盛岡市内のスーパーならどこでも福田パンは売っているのでぜひスーパーも見てみてください!コンビニには基本ないので注意してくださいね。

弘前観光

大館に到着して1時間ほど時間があったので少し観光した後に奥羽本線に乗り換えて弘前にはお昼ごろ到着しました。

弘前は人口16万人弱、青森県では3番目の都市で、当時は藩が置かれていました。そのため現在は弘前城が残っています。

また、りんごの生産量が国内第一位で、農業でも東北地方では最も生産額が高いまさに農業大国。

桜の名所にもなっていて春には弘前城のある弘前公園が有名です。毎年多くの人々がさくらまつりへ訪れます。

観光するのに十分面白いところですね。

今回は、弘前城と洋館めぐりを中心とした観光をしました!

地元民に愛される味噌ラーメン

時間もちょうどお昼なのでまずは腹ごしらえです。

弘前市の中心部、土手町にある中三というデパートの地下にある中みそというラーメン屋さんへ。

中みそは、安くて美味しい味噌ラーメンを提供しているお店です。

おすすめメニューはもちろん味噌ラーメン!

また、味噌ラーメンの上に豆板醤らしきものをのせた辛味噌ラーメンもありますよ!初心者はこの2つをおすすめしますが、まずは味噌ラーメンから食べてみてください。

私は辛味噌ラーメンにしました!

いたって普通の味噌ラーメンって感じですよね。美味しそうなね。

食べてみると、これが甘いんですよ。

かなり甘い中でニンニクやショウガがかなり効いているのでかなりパンチのあるラーメンです。

とはいえ、野菜から甘味が大量に出ていて、複雑な味わいですよ!

上にかかっている豆板醤的なものを混ぜて食べてみます。

これが結構辛いです。今だから全然大丈夫だけど、子供だったときはこれを完食できなかったんです…。

思ったより辛くなるので注意してくださいね。

かなり辛さには強くなりましたがゆっくりと食べ進めて完食。複雑ながらも飾らない素朴で甘い味。地元民から愛されているのはこういった理由からでしょう。

弘前城

お腹いっぱいになった後は少し運動がてら散歩です。

まず行くところは、弘前城!

弘前城は江戸時代に津軽藩第9代である津軽寧親により天守が造られ、以後現在まで店主が残っていることで有名です。

東北では唯一の現存天守とされていて、全国でも天守が現在まで残っているのはたったの12城しかなく、そのため珍しいのです。

そんな弘前城ですが、堀なども含めるとかなり広いです。縦横どちらも最長1kmほどある広大な面積で、歩くだけでヘトヘトでした…。(笑)

天守を収めてきました。この天守は小規模なものです。

天守はこのように本来あるべき石垣の上にはありません。これは石垣が崩れやすくなっていて崩れる可能性もある、ということで石垣の補強工事を行っています。

その間天守は少し離れたところへ一時移動しているというわけです。これもなかなか珍しいことですよ〜!

洋館めぐり

弘前市には数多く洋館があります。

これは昔から外国人が来たりと街が栄えていたからハイカラな文化も入ってきたということです。

西洋のハイカラな建築がお宝のようにあるので、それらを写真に撮るという観光プランも素晴らしいものです。

洋館は弘前駅から徒歩圏内にあるものが多いので、徒歩でも十分見つけることができます。

スタバだってこんなレトロな建物なんです!

庭園の喫茶店でアップルパイを食べてみた

散々歩きまくって疲れた!

ってことで休憩とします。

藤田記念庭園の中にある喫茶店、大正浪漫喫茶室に入りました。

藤田記念庭園は弘前出身の実業家、藤田謙一により造園されました。夏になれば緑で癒されます。

大正浪漫喫茶室は藤田記念庭園に面しているため、庭を眺めながら休憩することができます。

また、この建物もまた洋館なので、レトロな雰囲気を感じながらお茶を楽しめますよ!

しかもこんな感じのところに座ることができます。なんとも贅沢ですね!

ここで食べるべきはアップルパイ

アップルパイは弘前では各店舗がしのぎを削るほどの激戦区となっており、市の観光協会自体もアップルパイで町おこしをしているほどです。

大正浪漫喫茶室は弘前市内の数店舗のアップルパイを用意しています。アップルパイで4種類ですよ!凄くないですか?

私はタムラファームのアップルパイとコーヒーにしました。

タムラファームのアップルパイは正統派のアップルパイですが、りんごが赤くてかわいい!

コーヒーもこんなオシャンなカップに入っています。

一口食べてみます。

外はサクサク、中はりんごの優しい酸味と甘味が感じられます。確実においしいです。はい間違いない。

コーヒーとの相性も抜群です。コーヒーは苦味と旨味のバランスが取れていて飲みやすいですね。

小ぶりなのであっという間になくなりそうです。庭の雰囲気も楽しみながらゆっくりと味わうことにしました。

他のアップルパイとの食べ比べも面白そうですね。2人以上で訪れた時にはぜひみんなでアップルパイの食べ比べをしてみましょう!

まとめ

今日は盛岡から弘前へ。弘前で半日観光してみました。

地元を観光して分かったのが、結構いいところだなということです。

観光もたくさんできたし、今日は歩き疲れたけど本当に充実した1日です。まじで楽しかった。

この後は私の実家に帰り、しばらく家族といようかなと思っています。旅の疲れもあるし、とりあえず体力が回復したらまた旅を続けたいと思います。

次回の記事はこちら。なぜ7、8日目を飛ばしているかはこちらで分かりますよ。

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