【東北ひとり旅】Day 9、10 奥羽本線で山形へ!

前回、6日目は盛岡から弘前へ行き、散策した後に実家へいきました。

実家では2泊3日過ごし、また旅を再開させます!

ところで、みなさまお気づきでしょうか…?

前回6日目ということですが、7日目、8日目を飛ばして9日目、10日目となっています。

まぁ実家で何もすることなく、家族でまったりと過ごしていましたので書くことはありません。特にこの2日間はどこに行くとかなく、落ち着いていましたね。

というわけで9日目、旅を再開させます。

9日目は奥羽本線を南下していき、秋田→新庄→山形と移動するだけの1日です。乗り換えの待ち合わせ時間で、食事だったり街歩きをしていければいいなと思っています!

10日目は山形市内の散策ということで、街を散策した後に新庄駅からバスで1時間ほどの肘折温泉へ向かいました!

前回の6日目の記事です!

9日目 本場の稲庭うどんを食べてみた!

弘前を9時2分に発車し、秋田に12時半に到着しました。

ちょうどお昼ということで、秋田名物を食べてみたいな…!

ということで、以前から気になっていた「末廣ラーメン」へ行こうかなと思っていましたが…。

無事定休日でした…

前回行ったときもお店やってなくて行けなかったんです。なんか嫌われてるんかな?(笑)

3回目の時はやっててほしいです!

さて、次はどうするか。すぐに決まりました。

西武の地下に稲庭うどんのお店あるからそこに行こうと。秋田の駅前は結構覚えていましたね。

というわけで西武の地下へ。

訪れたのは、「稲庭うどん 佐藤養助商店」です。

ここの歴史はかなり古く、万延元年(1860年)の創業ということで、江戸時代から現在まで続いてきたということです。

本店は秋田県湯沢市の稲庭地区ということで、稲庭うどん発祥の地で今でもお店を営んでいるそうです。

当時はうどんの作り方は家族間だけでしか知ることのできない秘伝のものでしたが、1972年に技術を公開して以来、秋田県の名物となりました。

メニューは、つけうどんやかけうどんを中心に、数多くあります。

中にはタイカレーとセットになったものも。

他には天ぷらとセットになっていたりと、数多くあります。

その中でも今回私が注文したのは、二味せいろ(900円)です。

二味せいろは、うどんが2玉と醤油たれ、胡麻味噌たれの2種類がセットになっていて、2つのたれの味が楽しめるものです。

薬味はねぎ、わさび、しょうが、大葉です。

このツルツル感、すごい綺麗でしょ?

って食べてみると、うどんがすごい美味しいんですよ!

適度なコシがあり、ツルツルと麺が口の中に入っていくんですよ!

そして小麦粉の香りがちゃんとします。

いやぁ、エロい味だ…。

素麺みたいっちゃ素麺みたいですが、それでも何か違うんです。何かはわかんないけど。

また、醤油たれは安定のおいしさです。胡麻味噌たれは初めて食べるんですけど、これがうどんと絶妙にマッチしていてすごく好みです。

このたれに生姜を薬味として食べると、もう破壊力抜群。私の大好きな食べ方でした。

様々なたれと薬味を試した結果、胡麻味噌+生姜+大葉の組み合わせがうまいと感じました。

ぜひ秋田を訪れた際は佐藤養助商店へ訪れて、この組み合わせをお試ししてみてくださいね!

次回私はタイカレーのを食べてみたいです。タイカレーも稲庭うどんも好きだけど、この組み合わせは聞いたことがないので楽しみです。

10日目 山形城を見てきた!

9日目は稲庭うどん以外は紹介することがなく、ただただ移動してきただけです。

ホテルは当日の泊まる30分前に予約して、チェックインできました。

ひとり旅なので一番安い部屋で予約しましたが、ダブルルームの2人用の部屋を案内されました。アメニティーがちゃんと2人分用意されていたので、優遇された気分に。

とはいってもただ室内にいるだけなので何もないですけどね。

10日目は山形城へ。なんだかんだ街歩きといえばお城めぐりですよね!

山形城は山形駅の北側にあるお城で、霞城(かじょう)公園の中にあります。

霞城というのは、山形城の別名のことで、他にも霞ヶ城(かすみがじょう)として愛されています。

斯波兼頼が、延文2年(1357)に築城したお城で、山形は関ヶ原の戦い以後は実質100万石の城下町となったそうです。

現在では天守こそありませんが、堀や二の丸は現在でもその面影を見ることができ、日本百名城として指定されています。

櫓の跡もこんな感じで残っています。

こちらは二ノ丸東大手門。立派なお城に見えますね。

霞城公園を1周して歩きましたが、壁などがしっかりと残っていて、大きな、立派なお城であったことが窺い知れます。

また、二の丸には最上義光公の銅像が設置されていました。山形藩をこれだけ繁盛させた彼の功績は、代々山形県民に伝えられていくことでしょう。

とても勇ましく、かっこいい銅像でした。

山形城を見たところで、これから向かうのは肘折温泉

鉄道とバスで移動すると、片道3時間と長い移動時間です。

秘湯・肘折温泉

本日の2つ目のイベント、肘折温泉へ。

肘折温泉は、最上郡大蔵村の山奥にある小さな温泉です。豪雪地帯として有名で毎年かなりの雪が降り積もります。

ただ、私が訪れたのは3月中旬。豪雪とまではいきませんが、それでも十分雪が降っていました。

もともと肘折温泉は湯治宿として栄えたところです。湯治というのは、1、2週間以上滞在して温泉に入って神経症など様々な症状を治癒することを指しています。

現在では湯治をする人は少なくなりましたが、それでも湯治をする人や「湯治」というものをお試ししたいという観光客には需要があります。

当然旅館に数日も滞在するというわけですから宿泊費もかなり高くつきます。

そこで湯治客には小さな部屋で、食事も質素なものにすることで比較的安く宿泊することができます。

これが湯治ですが、最近ではたった数日の宿泊するだけの人にも湯治プランを設定している宿も増え、観光客も宿泊するようになりました。

ちなみに私が「安く温泉に入ろう」というだけで湯治プランを選んだ観光客の最たる例です。さすがにひとり旅なので部屋とかそんなに気にしませんし。あえて質素な食事を食べてみたいなとも感じました。

今回私が宿泊したのは、「手掘り洞窟温泉 松屋」。洞窟の中にある貸切風呂で有名な旅館です。

部屋に入って少し休憩してからお風呂へ。

泉質は、ナトリウム・塩化物-炭酸水素塩泉。入った感想としては、体に優しい温泉だと感じましたね。

温泉成分が強すぎず、しっとりとした肌になっていました。

お風呂の温度は44度と熱めでしたが、意外と長く浸かっていられました。

お風呂の後は、ご飯の時間です。

ご飯は他の宿泊者と同じところで食べます。私の他に宿泊者は2組、大学生のカップルとサラリーマンぽい方がお見えになりました。

その中に囲まれて一人でご飯を食べるのは少し恥ずかしかったですね。(笑)私ひとり旅結構しているんですけどいまだに恥ずかしいところはあります。(笑)

とはいえご飯はとても美味しかったです。

和食ですが、とても優しい、上品なお味で体に染みる感覚を覚えました。

サーモンはこんなに脂が乗っているのは初めて食べるかもしれません。すごく新鮮でした。

普段結構塩分が濃いものばっかり食べていて、それに慣れてしまっていましたが、こんな優しい食事を久しぶりにしたので、体がスーッとした気分になりました!

ごちそうさまでした!

まとめ

今回は9、10日目を連続で紹介しました。秋田の稲庭うどんも、肘折温泉の旅館で食べる夕食も、とても美味しかったです。

次回は11日目。旅行最終日で東京に帰る1日ですが、米沢散策、峠の力餅とまた道中も楽しんできましたのでご覧くださいね!

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