料理ができるレベルで格付けしてみた企画第2弾です。
前回は超初心者、初心者、脱初心者、準中級者、中級者と5つに分けました。
今回はその上のレベルとして準上級者、上級者、セミアマ、アマチュア、セミプロ、料理人の6つに分けて考察していきたいと思います。
正直セミプロ以上になることはほぼ不可能だし、セミアマくらいからこだわりが見え見えしてくるので、「上には上がいるんだなぁ」くらいの気持ちでゆるーく見ていただけたら嬉しいです。
準上級者・・・オムライス等ほぼ全ての家庭料理が作れる

準上級者レベルになるには家庭料理に関してはほぼ全て作ることができなければなりません。
かつ、味も美味しくなきゃ準上級者とは言えません。
オムライスもナイフで切るととろとろにできたり、ロールキャベツなども完璧にできる真の料理上手といえるでしょう。
僕もオムライスのあのふわとろ感が作れず、失敗作しか作れませんのでオムライス作れる人はすごいです。マジで神。
さらに残り物をリメイクできることなども問われ、中級者とは大きく異なります。
食材の保存方法や漬け込みも覚えるようになるので時短で一回に5、6品作ることもあります。
上級者・・・パテ・ド・カンパーニュ、タイカレー(超本格派の料理)

上級者になると準上級者のレベルに加え、日本では馴染みのない食材を使って料理することもあり、超本格派に仕上げることができます。
例えば家庭料理としては馴染みのないパテ・ド・カンパーニュやキッシュ、トムヤムクンなんかを作れます。
カレーもルウやカレー粉ではなく、コリアンダーとかクミンとか、エスニック系のよくわからん葉っぱを使って料理したりします。
時間がかかるものが多いので平日は家庭料理中心ですが、たまの贅沢としてこういった本格料理を振る舞うこともあります。
もはやレストランに行かなくてもいいですね。(笑)
また、家庭料理に関してはほとんどの料理をレシピを見ずにできるので自作料理を作ることもできます。言うまでもなくそれも美味しいですよ。
当然準上級者のように何品も作ることができる上に見た目も美しく整える能力も必要とされます。
まさに「家庭料理」のプロといったレベルです!
セミアマ・・・コンソメ(具材から)、コース料理

セミアマレベルになると、料理=家事=趣味みたいな感覚になります。
そのため、本当に楽しくて料理をしているので当然料理に対しての愛や熱量が半端ないです。(笑)
料理に関してはプロが作るような料理が日常生活に並びます。つまり、毎日レストランの味をいただくことができます。
ここまでくると添加物を一切使わなくなり、調味料も厳選するなどこだわりがはっきりと現れてきます。
コンソメをスープの素なしで作ることもできます。大きな鍋を用意して香味野菜、ハーブ、大きな塊肉をコトコト煮込むこと数時間(!)、透明で黄金のスープが仕上がります。
もちろんみなさんは料理に数時間かけるようなマネはしないですよね?
さらに、コース料理を作るのもセミアマレベルではありがちです。
前菜からデザートまで順番に出せます。まだスムーズに出すことはできないこともありますが、それでも超本格的な料理が6品ほど並ぶ光景は言葉では言い表せないほど素晴らしいです。
ちなみにセミアマレベルでは食材や調味料を厳選するので食費にかなりお金がかかってしまいますが、本当に絶品料理が食べられます。と言うか絶品料理しか出てこないです。(笑)
さらにうんちくがうるさい人も現れます。この層の人はは料理に自信を持っていて一番うざいやつが多いので、そこらへんはしっかりと見極めるようにしましょう。
うんちくが多すぎるとせっかく出てきた料理がまずくなってしまいますよ。
セミアマレベルと付き合うには、食費で金がかかる以上に食事やロマンを味わいたい人かつうんちくを言わない人を見極めるorうんちくを黙って受け入れ、それを楽しむことが必要です。
アマチュア・・・自家製デミグラスソース、自家製とんこつスープ
アマチュアになると、作れない料理はないくらいのレベルです。僕たちのような調理師免許を持たないレベルでは最高峰となっています。
食材や調理に関する知識や技術はものすごく、一流シェフにも引けを取らないです。
既存の料理は有名店とほぼ変わらない質で、自ら考案した創作料理も秀逸です。
またアマチュアはたくさん包丁を用意していて、肉や魚の種類ごとに包丁を変えます。数種類ありそれらを上手に使い分けて食材を綺麗に切るその姿はまさに料理長のような佇まい。
コース料理もスムーズに出せるようになり、人数分もちょうどよく作ることができます。
作れる料理は全て作れるといっても過言ではないですが、あえて言うならばデミグラスソースやとんこつスープを全て具材から作れると言うところでしょう。
デミグラスソースはとにかく野菜や肉を煮詰めて見つめて茶色にしていくんですけど、ソースを作るには膨大な時間、食材、光熱費がかかります。
何日間もずっと火をつけっぱなしにして作ることをしてしまうんです(笑)
とんこつスープもかなり時間がかかります。そこからとんこつラーメンも作っちゃいます。しかも麺も自作で。
そんな感じで僕たちには考えられないことをしてしまうのがアマチュアレベルの人たちです。
当然、お金もセミアマ以上にかかりますので注意してくださいね。ただしアマチュアの人たちはセミアマと違い無駄なうんちくを語らないので料理も美味しくいただけそうです。
セミプロ
アマチュアの上にセミプロがありますが、料理の知識や技術のレベル的にはアマチュアもセミプロもほぼ変わりません。もしかしたらアマチュアの方が高いかも。
セミプロは調理師免許を取ろうと勉強している人たちです。
アマチュアとセミプロの大きな違いはたった一つ、調理師免許を取りたいと考えるか取らなくていいと考えるか、つまり料理を仕事とするかしないか。
たったこれだけです。
料理人、シェフ、プロ

晴れて調理師免許を取得した皆さん、
おめでとうございます!!
調理師免許を取ると、正式に「料理人」として名乗ることができます。
つまり、料理でお金を取れる人、本格料理を作れる人と周りから見なされます。
日本語では料理人、フランス語でシェフと言えるこのレベルはまさに料理のプロフェッショナルで、料理店を開くことができます。
アマチュアと料理人の違いは、お金の他にも料理の種類が限定されると言う点になります。
中国料理、フランス料理、地中海料理などの数ある料理の中から1つを専門にするので、知識が狭く深くなります。
アマチュアは好きな料理を好き勝手作れるので広く浅くの知識を持っていると言う点で異なります。
ちなみにこの上はないですが、料理人の方々は意識が高く自分の次なる目標を持っていらっしゃることが多いのでさらにレベルが高くなっていきます。
ぜひ僕たちに素晴らしい料理や雰囲気をバンバン提供していってください!
まとめ
今回は料理ができる人たちである準上級者、上級者、セミアマ、アマチュア、セミプロ、料理人・シェフと6種類に分類してみました。
合計11段階ありますが、あなたはどのレベルですか?
僕はこれでいくと中級者レベルですね。
基本的な家庭料理や揚げ物は作れるけどオムライスは作れません。(笑)
最低限ふわとろオムライスを作れるように頑張っていきたいです!
なお、料理がうまいと言われるのは多分準上級者あたりかな、と思います。
この辺りになると料理をそつなく何品か作れるようになるので。
というわけで、料理が上手くなりたいならどこのレベルまで行きたいのか?をまず設定してから頑張りましょう。
自炊で生活していくなら準中級者〜中級者あたりまで行けばなんとかなるし、料理が上手くなりたいなら準上級者〜上級者まで頑張ってくださいね!
料理がどれくらいできればいいか、よくわからない人はこちらも参考になるので見てください!