ひとり旅は何と言っても一人なので、自由でいられるのが最大のメリット。美しい景色に美味しいご飯やお酒、旅の疲れを癒してくれるお風呂、と一人でじっくり堪能できるのが醍醐味です。
ただ、あまりにもひとりでいると寂しくなるのも事実。最近ではLINEなどのSNSで友達とつながることができるので、ひとり旅の寂しさも解消してくれますが、新たな土地で新たな人々と繋がれる「出会い」を求める人だっています。
気心知れた友達と話すのも楽しいですが、全く自分と接点もない赤の他人と仲良くなるのも粋ですよね。
そこで、実際にひとり旅で出会いはあるのかや、出会いを作るための方法について深く掘り下げて考えてみようかなと思います。
ひとり旅には出会いはあるの?
まず、この質問から答えていきたいと思います。結論から言うと、
自分から行動しなければ基本出会いはありません。
特に男性はそうです。自分から話しかけていかなければなりません。
ひとり旅では、観光地やレストランなどで見知らぬ人と出会う機会があります。
ですが、よく考えてみると、観光地で知らない人に話しかける機会って、写真撮影か目的地がわからない時に尋ねるかのこの2択です。
もしくは旅慣れている旅人なら向こうから「きれいですね〜。」って話しかけてくることもあるけど、ほぼありませんね。(笑)
写真撮影や道案内でもほぼ話しかけられないですし、旅人に話しかけられるのはめったにありません。
ということは、普通にひとり旅をしていたら、話しかけられるということはほぼありません。
ですが、自分から話しかけると、ほとんどの確率で相手も話しかけてくれます。そこから雑談に持ち込めば短い時間でも会話をすることができます。
そこから連絡先交換なんてことができたら、もう出会いがあると言っていいのではないでしょうか。
僕はこんな経験はまだありませんが、(笑)雑談に持ち込んで楽しくお話ができると連絡先を交換して出会うことはできそうです。
なので、出会うためにはどうすればいいか?をここから考えてみましょう。
旅先で出会うには?

では、旅先で出会うにはどうすればいいのかということなんですけど、先ほども言った通り、旅先で出会うには自分から話しかけなければなりません。
なおかつ、ただ話しかけるだけではなくそこから仲良くならないといけません。
ということは、どう話しかけて、どう仲良くなるのか?を考えていけばいいわけです。
だからといって、街を歩いている人にテンションが高い感じで何かを言っても新手のナンパにしか思われないかも知れません。(特に男性)
なので、知らない人に話しかけてもナンパだと思われにくい話題&場所&話し方についてまとめてみました。
まず、話題選びです。
「へーい、そこのおねーちゃん元気ぃ〜?」とか口走ってしまうと引かれて終わりです。
いかにもチャラそうって感じですよね。僕としてもそういう奴らとは絡みたくない。(笑)
なので、ここでは「すみません」などと謙虚に話していきましょう。
次に何かを話していくわけですが、道案内はやっぱり最強です。
今ではスマホがありますが、それでも人に聞くっていう古風な方法もまだ残っています。
その人が道を分かっていたなら教えてくれるし、分からないなら「わかりません」などと返ってくるはずです。
さらに、その人が分かるならついて行ってもらう間に雑談をしたり、分からないなら「違うところから来たんですか?」などと踏み込むことが可能です。
もし雑談から入ってみたい!っていう人はその場所の感想を言うのもありだし、感じとれることを想像して質問するのもいいと思います。
例えば、繁華街っぽいなら、「ここが中心地みたいなところですか?」とか、「ここら辺って治安悪そうですね。」って言えばちゃんと返してくれるはずです。
観光地なら別の話題が使えて、「今ひとり旅しているんですけど写真撮ってくれませんか?」って言う写真撮影ネタが使えます。ひとり旅でも自分の写真を撮りたいって言うのは全然おかしいことではないのでね。(笑)
僕はカメラを持っているので、「もしよかったら写真撮ってあげましょうか?」って自分から依頼しに行くのもいいですね。
また、誰かが落し物をしたときはチャンスです。「これ落としましたよ!」って行って落し物を拾って返す間に雑談に持ち込むとともに「ありがとうございます!」って言えますね。
話す話題としては、道を尋ねたり、写真撮影などの依頼系の話題は使えそうです。そこから雑談に入っていくことも簡単そうですね。
次に話す場所も大切です。
例えば、スナックが多い街で男性が女性に話しかけると「ナンパ?」って思われます。
でも観光地で話しかけてもあまりそうは思えませんよね。
このように、話す場所によっても大きく異なります。
僕がオススメしている場所は、観光地とゲストハウスです。
観光地では、「桜が綺麗ですね。」などのベタな感想でもなんだか盛り上がれそう。
もしここでひとり旅している人に運良く話しかけたらお互いひとり旅でより仲良くなれそうですね。
また、ゲストハウスでは日本の旅人だけではなく、海外からのバックパッカーとも交流することができます。
さらに、ゲストハウスで知り合った人と翌日に一緒に観光して仲を深めることもあるそうです。
もちろん、ゲストハウスで普通にしていたら話すことはありません。
ゲストハウスには、基本交流スペースが設けられています。そこに誰かいたら、自分から話しかけにいきましょう。そこから雑談になる可能性大です。
話題は、「観光客ですか?」でOK。海外の人なら”Are you a traveler?”
と言いましょう。
最後に話し方ですが、あまりにもハイテンションだとチャラそうだし、暗くても印象が良くありません。
なので、普段友達に話すようなテンションで話すのがいいです。
これだけのことを守れていれば、普段通りに雑談してみてください。自分が楽しんで会話すると相手もきっと楽しいはず。
僕は結構日本の地理に関しては詳しい方なので、地元ネタで盛り上げることができます。個人的に地元ネタは最強ですね。
また相手が時間がないなら話を終わらせたり、相手が話したくないようであれば話さないなど基本的なことはしっかり守りましょう。
とにかく自分から話そう!

いかがでしたか?今回はひとり旅で出会いって言うけど本当に出会いってあるの?という質問に答えてみました。
答えとしては、自分から話しかければ出会いはあります。
出会うには自分から話す必要がありますが道案内や写真撮影をお願いすれば、大抵の人は答えてくれるしそのあとの雑談にもスムーズに入れます。
また、ゲストハウスや観光地で話しかけるのが一番いいです。
話しかけ方は、あなたが普通に会話している時のように話してみてください。テンションが高すぎても低すぎてもよくないです。
それ以外にも最低限のマナーに気をつけたり、清潔な服装で話しかけると相手も嫌な気分をせず話しに応じてくれますよ。
ひとり旅で出会いがあると誰だって嬉しいものです。旅の出会いで付き合う人も割といるので、みなさんにいい出会いがあることを期待します。