【電車】時刻表の読み方、見方を初心者に解説!

鉄道を使って旅行する時に目にする人も多いと思いますが、時刻表の読み方はご存知ですか?

時刻表を見たことがある人だったら、あの複雑な数字とか書いていることがよくわからん!って思ったりしてるんじゃないですか?

時刻表は確かに書いてあることが複雑でわかりにくいですが、コツをつかめば時刻表を使って有利に旅をしたり電車に乗ることができるのでぜひ覚えてみてください!

時刻表って何に使うの?

時刻表は、一般に売っているものはかなり分厚く、買う人はほとんどいないと思います。

近年は時刻表の機能はネットやアプリの乗り換え案内が主流になっているので時刻表はさほど読まれていません。

ただし時刻表にも多くの電車の時刻表を一目で見ることができるというメリットもあるので、いまだ使われてはいます。

では、主にどういう時に使うのかを説明していきましょう。

地方の駅である電車が来る時刻を確かめるとき

正直都心部に住んでいる人にはあまり需要はありません。都心部には数分〜十数分という短い時間で電車が来る(次の電車がすぐ来るので)、ホームで長時間待つ必要はありません。

※そもそも首都圏や京阪神地区の通勤電車の時刻表は始発と終電を除き載っていません。

ところが地方へ行くと電車が来るのは1時間に1〜2本、ひどいところは2〜3時間に1本しか列車が来ないため、自宅の最寄りの駅に電車が来る時間を正確に把握しておかなければなりません。

地方ではこの時刻表を手にすることがあるかもしれません。

次の乗り継ぎ時間を確認したい

在来線で鉄道旅行をする場面では、複数回乗り継ぎをしなくてはいけないことがあります。

乗り継ぎ駅で次の電車の時刻を見ることもできますが、早く乗り換えをしなければいけない状態で、次の電車が1分後に発車するときにいちいち時刻を見るというのはめんどくさいです。

そこで前もって時刻表を確認して乗り継ぎ時間を見ておくことである程度余裕を持って乗り継ぎすることができます。

時刻表の見方

では時刻表の見方に入っていきましょう。

例として、東北新幹線の時刻表を載せてみました。

赤色の部分と青色の部分、何も塗っていない部分に分けて説明します。

1.列車名

一番上には列車名が書かれています。新幹線には「はやぶさ」「やまびこ」などの名称が全て付けられているので新幹線には必ずついています。

在来線のページには、列車名がついていないので列車名が書かれていません(値特急や臨時列車などは書いています)。

2.駅の発車時刻

紫のところには、駅の名前が縦に書かれています。

これは、その列車が停車する駅名を全て書いていて、時刻はその駅を発車する時刻を表しています。

一番上が始発で、一番下が終点となっていて、上に書かれている駅から下に書かれている駅に向かって列車が進みます。(これは画像の左に「下り」と書かれています。「上り」と書かれていたら駅名が反対に書かれます。

主要駅では、駅名が大きく書かれており、到着時刻と発車時刻のどちらも表示されています。

3.時刻

時刻表の大部分は時刻で占めています。

時刻表での時刻の書き方は604、1012のように3桁、4桁で表示されます。下2桁は分、上1桁または2桁は時を示します。

なので604だと6時4分、1012だと10時12分を指します。

12時をすぎると1303、2236のように通しで時刻を表示します。

※深夜24時をすぎると001のように3桁で表示します。

この時刻は、先ほども言いましたが主に発車時刻です。駅名の右側に着と書かれているところは到着時刻です。

他にも時刻の欄には記号があります。

レ・・・その駅を通過します。通過時刻などは表示しません。

||・・・途中から違う路線に入る場合で、その駅をそもそも通りません。例えば、東北新幹線のやまびこは福島から山形方面ではなく、仙台方面に走っているので、山形新幹線の区間はこのマークが書かれています。

その他

列車名と時刻の間に始発駅と発車時刻、時刻の一番下に終着駅と到着時刻が書かれていることもあります。

あと、時刻表の空いているスペースに特急列車の設備(グリーン車、グランクラスなど)や臨時列車の運転月日、備考などが書かれている場合があります。これらの情報も確認した方がいいかもしれません。

時刻の上部や中に発車番線、着発番線と書かれている場合、これはその書かれている駅から電車が発車するホーム番号を指します。

東京駅では20〜23と書かれていますが、東京駅の20番線から23番線が東北新幹線の発車ホームです。

これも主要駅に書かれていることが多いです。

列車番号というところはあまり気にしなくてもいいです。(笑)

番号の最後にMとかDとか書かれてありますが、Mは電車、Dはディーゼル車らしいですよ。

時刻表を読んでみよう!

それでは、時刻表を実際に見ていきましょう。

9時に東京を出発して、青森駅へ行くとしたとき、

まず東北新幹線の東京を9時に発車する新幹線が載っているページを見ます。東京発の列車は下りなので、下りと書いてあるところを見ます。

9時過ぎでもっとも早い列車は、東京9時8分発の「はやぶさ9(号)」です。列車は上の駅から下の駅へ進むので、この列車を下に見ていきます。

新青森の欄には1229と書かれています。新青森到着は12時29分です。

青森駅は新青森駅から一駅で、青森市の市街地の中心部です。次に見るのは、新青森を12時29分以降に発車する電車です。

新青森から青森へ行くのは奥羽本線の下り列車です。

奥羽本線の下り列車が書いてあるページを見ると、一番下に新青森の発車時刻と青森の到着時刻が書かれてあります。

新青森を12時29分以降に発車する電車を見ると、新青森発が1254→12時54分

青森着が1300→13時0分着ということになります。

これで無事青森駅につきました!

このように、時刻表は複合的な見方をするので少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてくると早く見ることができるので活用してくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

今回は、鉄道旅行をする上で見かけることがあるかもしれない「時刻表」の読み方をまとめてみました!

時刻表は、難しいですが読めると自由自在にスケジュールを決めることができたりすることができますよ!

ネットで乗り換えの情報が発展した今は昔ほど時刻表の価値があるわけではなく、時刻表は旅行に持っていくと邪魔になると思います。

しかも1年に1回ダイヤ改正をして時刻が変わるので毎年買うべきかと言われたら疑問です。

私は買わずに立ち読みして事前に大まかな電車の発車時刻を覚えるのに使っています。

友達と旅行に行く時に、本屋さんに行って時刻表の立ち読みをして計画を立てられたらかっこいいかも?

特技の一つとしても、ぜひ覚えてみてくださいね!!

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