【難関校】本当の進学校はどんな学校?定義、特徴、自称進学校との違いをまとめてみた

「進学校ってどんなところ?」

「進学校の基準ってあるの?」

「進学校と自称進学校って何が違うの?」

っていう質問は多いと思うし、特に進学校を目指している人なら気になりますよね。

そこで、今回は進学校の定義や特徴、あるあるから、進学校はどんなところなのか?というところを調査していきます。

なお、この記事を書いている私はいわゆる自称進学校出身なので、進学校の内部の具体的なイメージというよりは、自称進学校から見た進学校の雰囲気だったり特徴だったりをまとめてみました。

また、進学校と「自称」進学校の違いについても見ていきます。言葉的には「自称」とついているかついていないかの違いだけですが、これについては、以下の記事も読んでいただけるとより理解が深まりますのでご覧ください。

進学校の定義

進学校の定義ですが、明確なものはありません。つまり、○○という基準を満たしているから進学校だ、というわけではなく、「〇〇という特徴があるから進学校だと感じる」というように、進学校かどうかは人それぞれ違います。

ただ、共通点としては、偏差値が高く、難関大学に多く合格しているという点であり、ここら辺はほとんどの人が進学校だと感じています。

なので、進学校という言葉には明確な定義はないが、一般的に偏差値が高く、難関大学に多く合格している学校のことを指します。

進学校の特徴

次に、進学校の特徴です。

高偏差値、難関大学に行く人が多いということも大きな特徴ですが、それ以外にも進学校にはこのような傾向があります。進学校に通っている人以外にはびっくりのものもありますよ!

難関大学に多くの人が合格している

進学校では、半分より上が東北大や名古屋大などの旧帝大や早慶に合格します。トップ層は東大にも受かるレベル。

下位層でもGMARCH、まれに日東駒専と言った大学群です。

進学校では入学当初から勉強する人がほとんどで、逆に勉強しなければ授業にもついていけません。3年間ちゃんと勉強することで、半数は難関大学に合格できるレベルになるのです。

自由

進学校は実はかなり自由です。

私服で登校できたり、髪を染めるのもOK、ヒゲもOKなどと、とにかく自由が多いです。

これは、進学校の人はみんな頭がよく、きちんとしているので校則で制限する必要がなく、生徒一人ひとりに委ねることができるからだそう。生徒の自由な発想を活かすことで、より快適な環境が作れるんです。

先生もゆるい先生が多く、宿題が出るにしても簡単なものにして、あとは自分で勉強させるんです。生徒も一人で自主学習するくせがついているので、何も言われずとも勉強するそうですよ!

ただ、一部の私立の学校では厳しい教育がされています。全寮制だったり、携帯が使えなかったり、キリスト教系の学校では聖書を読んだりマナーを学んだりと逆に普通の学校よりも厳しいです。

文武両道ができている

進学校では、勉強ばかりしているのかな?って思いますよね。

でも、進学校は勉強だけではなく、遊びも部活も一生懸命できます。もちろん、部活の時間は短いことが多いですが、進学校の生徒は効率がとてもよく、短時間で吸収することができます。

そのため、部活の練習時間は少ないけど、全国大会へ出場している進学校も少なくありません。全国大会に出場しながら、勉強して難関大学に行く人も多く、「いつ休みとってるの?」と思ってしまいます。

進学校ではない学校が文武両道を掲げていますが、勉強にも部活にも長時間かけすぎていて成績もよくないことが多いです。その一方で、効率よく勉強も部活も遊びもこなすことで真の文武両道ができていることが進学校の特徴です。

文化部が多い

進学校は、運動部と同じくらいに文化部があります。

進学校ではない学校が、吹奏楽部、美術部、演劇部くらいしかないのに対して進学校では天文部、鉄道研究会、JRC部、英語部など10以上あるところが多いです。

これについては、進学校の人の方が興味の幅が広く、一つのことをじっくりと極めたいと考えているからだと感じます。

また、文化部は進学校の方が強く、例えばクイズでは開成高校や灘高校といった最難関校が強豪校となっています。

進学校と自称進学校の違い

進学校と自称進学校、名前こそ似ていますが実は全く違います。

言ってしまえば、自称進学校は普通の学校で、上記の進学校の例には当てはまりません。

進学校は難関国立大学や早慶に合格する人が多いなか、自称進学校はトップでGMARCH、上位層で日東駒専、地方国公立で、ほとんどは中堅以下の私大に入学します。

自称進学校では東大に入ることもほとんどなく、学力の差はひとまわりもふたまわりも違います!

自称進学校に自由という言葉はありません。もちろん、髪を染めるのは禁止です。それだけではなく、ツーブロックも禁止、髪が耳に触れた瞬間アウトです。(笑)

アルバイトも禁止で、イベントのバイトで販売をしていた人が学校にバレて厳重注意(一歩間違えれば停学)されるレベルです。

文武両道もできておらず、追加講習を受けてもみんな成績は悪いし、長時間部活をしても上位に行ける部活は少ないです。

また、偏差値の目安としては、自称進学校が55~65で、進学校は65~です。大体10前後違いますが、偏差値が10違うだけでもかなり異なります。

まとめ

今回は、進学校がどんな学校なのか、また自称進学校との違いは何かというところを検証しました。

進学校の明確な定義はないですが、偏差値が高く、難関大学に多く合格している学校は進学校だとされています。

進学校の特徴としては、

  • 難関大学に多くの人が合格している
  • 自由
  • 文武両道
  • 文化部が多い

というものがあります。

また、進学校と自称進学校は全く違う学校で、偏差値も10前後離れています。また、進学実績は、進学校の下位と自称進学校の上位が同じくらいだし、自称進学校には自由がない、文武両道ができていないなど大いに異なります。

上記の内容を踏まえると、進学校は生徒が自由な校風の中で、実績を出して難関大学に多数合格する学校自称進学校は生徒が制限されている校風で、実績を出しにくい学校と言えるでしょう。

さて、どうですか?「進学校は魅力的だなあ」とか感じていただけましたか?

いい学校に入りたい!とか、将来はいいところで働きたい!などぼんやりとでも考えているあなたは、ぜひ本当の進学校に合格するべく、頑張ってくださいね!

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