自粛警察をしている皆さん!お疲れ様です!!うまくいってますかー?(笑)
この記事をご覧いただいているほとんどの方は自粛警察という行為はしていないはずですが…。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。外出自粛の中、ストレスが溜まってきたという人も少なくないはず。
辛いこと、苦しいこともたくさんありますがどうか一緒にコロナ禍の中を乗り越えていきましょう。
今回は、自粛警察をしてはいけない理由をいくつか紹介できたらと思います。
イライラしてストレスが溜まっても、自粛警察なんかしないで、何か他の楽しいことを見つけていけたらと思っています!
自粛警察とは?
まずはじめに、自粛警察という言葉を初めて知った、聞いたという皆さんに自粛警察ってなんなの?っていうことを説明していきます。
もう自粛警察はわかってる!っていう人はこの項を飛ばしていただいて結構です。
自粛警察というのは、主に緊急事態宣言の中で深夜営業しているお店を攻撃する一般市民のことです。
一般市民がわざわざ出歩いて深夜営業しているお店をパトロールしているので、その様子から自粛「警察」と呼ばれています。
緊急事態宣言で夜8時以降の営業を禁止するよう各飲食店に伝えましたが、その通達を無視しているお店があります。
そういったお店に対して、自粛警察は石を投げたり、貼り紙をしたりするなど強く自粛するように求めるといった構図ができました。
自粛警察をする理由

では、なぜ自粛警察をするのでしょうか。
自粛警察をしている本人たちは、「自分たちはちゃんとルールを守っているのに、店がルールを破っているなんてあり得ない。」「みんなが我慢する必要がある。」という理由でしているそうです。
しかし、私はこれ以外にも自粛警察をする理由はあると思います。
例えば、正義感がとても強い人です。ルールに従っていない人を罰する事は素晴らしい事なんだと考えて、自分は良いことをしていると感じているはずです。正義が悪を倒す構図がとても好きなんでしょう。
他にも、ストレスで攻撃をしたくなったという人もいるはず。自粛で溜まったストレスが爆発して攻撃という行動をとったのかもしれません。
心理学でも欲求不満を解決するための手段として攻撃を選ぶこともあるということが実証されています。
もしくは、自分が働けないのにお店は働いている、しかも夜遅くまで働けている。その人だけ働いてお金をもらっているという嫉妬という可能性も見えてきます。
ともかく、自粛警察に至る原因としては複雑な心理・要因が絡み合っています。
自粛警察をしてはいけない理由
では、自粛警察をしてはいけない理由です。もちろん自粛警察は良くないことなんですけど、自粛警察をしてはいけない理由がいろいろ見つかりました。
それぞれ紹介していきます。
1.逮捕されることがある
まずは身の回りのことから。
自粛警察をすると、最悪あなたが逮捕されることがあります。
貼り紙をしただけで、「脅迫」「威力業務妨害」などといった様々な罪に問われることがあります。
自粛警察には窓ガラスを割るような事件も多いですが、これは「建造物損壊」「建造物侵入」「器物損壊」で訴えられる可能性もあります。
つまり、あなたは犯罪行為をしたことになるのです。捕まりますよ。
怖いですね〜。
2.日本経済がダメになる
まぁ、ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが…。
貼り紙をすることで、もしかしたらそのお店の評判が下がって本来買うはずだったお客さまが買わないかもしれません。
お店のものを壊したとなるとそれにかかる修理費が必要になったり、修理できなければ効率的に営業することができなくなる恐れがあります。
ガラスを割ったとなると、修理するまで閉店するか、割れたガラスのもとで営業しなければなりません。
そのせいで、そのお店が本来とることのできた売り上げがなくなったり、費用が必要になったりします。
お店で作られるものには価値があります。この価値を生み出す活動、つまりお店でたくさんのものがつくられるほど経済は回っていきます。
そうやって価値を生み出せば生み出すほど日本の経済活動が活発になり、そのお金を必要なところに分配することでコロナ対策は進んでいくのですが…。
あなたが自粛警察をしている間、経済がうまく回らず、かえってコロナ対策を阻害していることになります。
せっかくあなたがコロナを収束させようと頑張っているのに、皮肉ですね〜。
3.言っていることと逆じゃない?
自粛警察は、「わざわざ外出」してお店を攻撃します。
自粛しろというのであったら、自粛警察にも自粛してくれと言いたいです。
わざわざお店が営業しているかどうかを歩いて確かめる間に、あなたは多くの人とすれ違っていると思います。それこそ不用意な外出です。
スーパーやコンビニに行くとかは良いんですが、それなら遠回りしないでまっすぐ自宅に向かってください。
他人のことは言えないですよね。
そこまでして批判するなら、時間を守っている優良店でテイクアウト、デリバリーをするとかもっと有効なことをしたほうが良いと思うんですけどね。
4.いがみ合ってても意味がない
私が皆さんに一番伝えたいのはこれ。
みんなでピリピリしてても良いことなんて一切ないです。
私自身もストレスがあり、何かに対してイライラしているので分かりますよ。そういうの。
みんな辛いですよね?しんどいですよね?
よほどの心の広い持ち主じゃない限り、いろいろとストレスになるんですよ。
でも、それをみんなで抱えていても良いことなんて全然ありません。おそらく、他人のことを「敵」って思っているんじゃないでしょうか。
「敵」と思っているからこそ、他人の欠点を探したり、悪口を言ったりするんです。
正義と悪の構図は、正義側は悪のことを「敵」とみなしているんですよ。
それだから自粛警察は攻撃してしまう。
ですから、みんな「仲間」だと思いましょう!
私たちから見ても、お店は「仲間」です。
お店側も生きていくためには大変なんですよ。基本的にお客さまに来ていただかないと売り上げが出ないので。
私たちも金銭に余裕がある人もいれば困る人もいます。ですが、お店を「仲間」だと思えばお店を攻撃するようなことはしません。
私たちは同じ国民だし、地球人です。みんなで笑い合ったほうが幸せになれますよ。
みんながピリピリしている敵対的な世界と、みんなが笑い合っている平和な世界ならどっちがお好みですか?
私なら断然後者を選びます。
みんなを「仲間」だと思い込めるか。些細なことでも笑い合えるか。その認識がコロナ時代を生き抜くひとつの鍵だと思います。
みんなで楽しく乗り越えよう!
今回は、自粛警察についての説明と、自粛警察をやめるべき理由を紹介しました。
自粛警察をすることで、
- あなたが逮捕されることがある
- 日本経済が落ち込んでコロナ対策がしにくくなる
- 「自粛しろ」と言っている人が外出を自粛していない
ということにつながります。
もっとも、みんながいがみ合う社会になると、良いことが全くなくなります。
そうならないためにも、
- みんなを「仲間」だと思って、
- 許しあったり、笑い合える
ように、明るい気持ちでいましょうね。
そう言えば、「自粛警察」と調べるとこんな記事が一番上に出てきました。

なんと、旅館の宿泊プランです。
これはTwitterでも有名になったもので、自粛警察の人向けの宿泊プランです。(笑)
この旅館は、石川県加賀市の山代温泉にある森の栖リゾート&スパというところで、自粛警察を煽ったようなメッセージが。

本当にこのメッセージの通りだと思います。
こういうので笑い合えるような明るい自粛期間を過ごしましょうね!
ちなみにこのプランで宿泊した場合、宿泊料金は石川県の「医療従事者の皆様とそのご家族」への宿泊券として分配されるそうですので、石川県、日本、医療従事者さんたちのためにも宿泊するのも面白そうですね!(笑)