現役生は最後まで伸びる?受験1週間前に伸びた話と受験前の過ごし方

受験生の皆さんお疲れ様です。

今回の記事は、主に現役の受験生向けのお話です。

よく「受験生は最後まで伸びる」とか「まだまだ伸びる」とか、そんな言葉を聞いたことがありませんか?

「へぇー、そうなのか。」と内心期待している人と、

「直前に伸びるとかおかしいでしょ。結果って徐々に伸びていくもんじゃないの?」って否定する人に分かれそうですね。(笑)

僕も受験生時代は後者の考えで、

どーせ最後は伸びないよね。

っていう考えでした。

しかし、受験1週間前にいきなり得点が上がり、その後もその得点あたりをうろちょろするようになりました。

その経験談から、現役生は最後まで伸びるor伸びない問題について答えていきたいと思います。

現役生は最後まで伸びる?伸びない?僕が出した結論

まず、この問題ですが、結論から答えさせていただきます。

現役生は最後まで伸びます。

上記の内容、経験があったからというのが理由なんですけど、ここではもう少し深く掘り下げてお話しします。

僕が受験1週間前に伸びた教科はセンター試験(現在の共通テスト)の英語です。

それまでは模試などで7割に達することができず、6割台、低い時は5割切ってしまうという悲惨な時期もありました。(言い訳させてもらうと5割切ったときは時計を忘れてしまったので時間配分がわからなかったんですよ笑)

センター試験の英語は200点満点なので、6割台というと120〜139点ということになります。

受験生の時は、高3の6月に1回だけ7割突破したことある以外はずっと5、6割キープしていた感じですね。

僕は私立だけしか志望していなかったのでセンターはあまり対策していませんでしたが、基礎的な問題なのでちゃんと勉強していればもっと高い点数は取れたはずです。とはいえ、もちろん勉強はしていました。勉強はしていたけど夏から秋にかけてはさほど伸びがないような感じでしたね。

そんな中迎えた10月の模試は大変でした。

今まで6割取れていた英語が104点。

たった5割しか取れず、絶望でしかなかったです。ちゃんと勉強はしたし、時計も持っていったはずなのに…。

その後11月に受けた模試でも上がりはしたものの6割にすら届かず。

12月でやっと6割いくようになりましたが、クリスマス近くに受けた試験が驚異の98点。初めて100点を切ってもう全てが嫌になりましたね。(その後傷ついたからかわかりませんがインフルエンザにかかりました。(笑)インフルエンザでしばらく勉強できなかったですね。

ですがこの時の僕の気持ちは、

背水の陣や!インフル治ったら死に物狂いでやるっきゃないな!

というポジティブ思考。インフルエンザで吹っ切れたのか、受験で病みまくった結果なのかわかりませんが、こういう熱い気持ちを持ってお正月を迎えることに。

もちろんこの頃にはインフルエンザは治ったものの、大晦日、正月という大きなイベントが待ち構えていたのでたいして勉強できませんでした。

そんな受験生を邪魔する(?)縁起の良いイベントも終わり、あとは受験へむけてまっしぐらです。

あと1週間、2週間でセンター試験の本番。

インフルエンザの時の熱い気持ちそのままに、必死でセンターの勉強を頑張っていました。

センターの本番まで残り1週間という頃、ほぼ毎日のように模試をやらされました。

すると、英語では超久しぶりに140点。その後も毎日140点を超えて、今まで全然取れなかった7割の壁をたやすく突破できました。

もちろんはじめは、これまぐれじゃない?って思っていたんですけど、5回くらい模試を受けて全部140点を超えていたので、「これは伸びたな」と確信。

中には過去最高の159点をとることができて、僕の一番の目標である160点(8割)突破に近づいたことも。(このときはむしろ残念でしたね、あと1点足りなかった、、、)

そしてセンター試験本番。さぁ、このまま過去最高の8割超えできるのか?

…と思いましたが惨敗。140点台に留まりました。

長文の小説のところがあったんですが、一風変わった問題に太刀打ちできず全然正解することができませんでした。

ただ、それでもこれまでは140点台を失敗だと思ったことがないのでやっぱり成長しているんだなぁと実感しました。

こんな感じで本番の1週間前に1割、いきなり上昇したのでこれ以来「現役生は最後まで伸びる」という言葉を信じています。

たったこれだけ!受験直前に点数を上げる3つの過ごし方

以上、実際に点数が6割→7割になった体験談をお伝えしました。

ここで、受験の1週間前から僕が実際にしたことをまとめてみると、

  • ひたすら勉強した
  • 最後まで諦めなかった
  • いつも通り過ごし、体調を整えた

以上の3つです。そして、今あなたにできることはこの3つだけです。

ひたすら勉強する

試験当日までどうなるかわかりません。本番で点数が高くなることも低くなることもあります。

でも、今はやるしかありません。時間があれば新しい勉強とか違うこともできるかと思いますが、もう残り1週間。

目標が点数を上げるだとすれば、すぐできるところからやりましょう。

暗記する、読むスピードを上げる、公式を使ってすぐ解けるようにするなど1週間前からでも点数を上げる方法はあります。1点でもいいから、上げるためには今できる勉強をすることだけです。

1週間前からできない難しい内容の勉強は諦めて、忘れていた内容に触れてみてください。

最後まで諦めない

ここまできて、残念ながら引き返すことはできません。なので、「ここまで頑張ったから大丈夫!」と思うしかないです。

人間って不思議なもので、思ってた方向に進むことが多いです。朝に楽しいと感じた日は1日中楽しかったり、怒られてつらいと感じたあとに嫌なことが起きてしまったりしたことはよくありますよね。

受験でも、「どうせ私は…」なんて考えるよりも、「私ならできる!」と無理やりでも思うことで、本番のやる気につながります。

受験は気持ちに左右されることが多いので、気持ちをあげてください。これも受験前にできることの1つです。

いつも通り過ごし、体調を整える

健康的に過ごすことも受験前にできることのひとつです。

心だけではなく体も健康的にしてください。

受験本番に高熱で受けられないということは一番最悪ですよね。せっかくここまで勉強してきたのに、そもそも受けられなかったら点数さえつきません。

そうじゃなくても、体調が悪いときは集中力や思考力が落ちてしまいます。

健康を維持する方法としては、いつも通りの生活をすることが最も効果的です。

受験直前に徹夜したり、ご飯以外は勉強し続けたりする人が多いですが、慣れない生活で体調が悪くなるし、覚える効率が悪くなってしまいます。ですから、普段の生活を崩さず、極端に頑張りすぎないように。

生活リズムは人それぞれだし、劇的に変えることはおすすめしていません。ただ、普段から夜遅くに寝て朝起きられない人は要注意。

試験は朝から始まります。そして、頭が動き出すのが起きてから2時間後からなのでたとえ試験会場が近くても試験開始の2時間前には起きられるようにしてください。

当日だけ早起きするというのは難しいので、1週間前から早めに寝て早起きするクセをつけてくださいね。当日は早起きにある程度慣れて万全の状態で受けることができますよ!

以上の3つが、実際に僕が受験の前に行ったことです。点数を上げるためには、1週間前からではこの3つしか効果がありません。逆に言えば、たったこの3つを守ることで、受験当日に最高のパフォーマンスを発揮することができます!

伸びを感じるか感じないかは人それぞれですが、正しい方法で継続していれば少なくとも点数は徐々に上がっていくことと思います。

ぜひ毎日続けて勉強して、伸びを実感してください!

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