大学生の一人暮らしでかかる費用っていくら?費用を計算してみた

大学生で一人暮らしをしていると、実家暮らしよりも何かとお金がかかりますよね。

やはり一番大きいのは食費ではないかと思います。

実家暮らしなら親のお金でご飯を食べることができますが、一人暮らしはそうはいきません。

しかも料理をする回数も減って外食に頼ることが多くなるので外食でお金が高くつきがちです。

それ以外にも光熱費などいろいろとお金がかかってしまうんですよ!

なので、今回は大学生が一人暮らしでかかる費用についてまとめてみましたのでご紹介します。一人の大学生がまともに生活できるにはこんなにかかるのか!って驚きです。

ちなみに、データは全国大学生活協同組合連合会(大学生協)の第54回学生生活実態調査を参考にしました。

 https://www.univcoop.or.jp/press/life/report.html

一人暮らしをするとかかる生活費

一人暮らしの生活費としては、以下の通りです。

この表は、2010年〜18年までの過去9年間の下宿生(一人暮らし)の1ヶ月の生活費の平均です。

収入と支出について書かれています。

収入は、親から送られる仕送りが一番高く、次いでアルバイト奨学金の順でした。

2010年度はアルバイトよりも奨学金の方が高かったんですけど、2018年度ではアルバイトと奨学金の順位が変わってきていますね。

つまり最近は奨学金をもらう人が減ってきてアルバイトをする人または労働時間を増やす人が増えてきています。

仕送りに関してはほぼ変わっていませんね。

次に本題の生活費について見ていきたいと思います。

生活費の合計は、支出合計から家賃などの住居費を除くと73,540円になります。

一人暮らし、こんなにかかっちゃうんですね!驚きです。

ここからは細かい分野別に見ていきましょう。

食費

食費は、家賃を除くと一番かかる費用です。食費とはいうまでもなく朝食、昼食、夕食など食事にかかる費用です。

2018年は1ヶ月で26,230円かかっていることがわかります。

これを1日に置き換えるとおよそ874円です。

例えば1日3食なら自炊やスーパーの惣菜、弁当を買って大体これくらいの値段になりますね。

ランチ1食分ということもできますね。つまりランチでちゃんと外食を食べたならその1回分で1日の平均になってしまうんです!

食費にかかる費用はなかなか厳しいことがわかります。

交通費

交通費とは自宅と大学の往復するときにかかる費用です。

自宅から大学に行く主な交通手段として、電車、バス、車、徒歩、タクシーなどがあります。

2018年度の調査によると、1ヶ月でかかる交通費は4,230円でした。

1ヶ月のうち、20日通学すると考えると1日211円となります。

基本的には電車かバスで行くので、定期券を持っている人も多いと思います。

安すぎない?って思う人もいるかもしれませんがおそらく定期券の分があり少し安くなっているのかな、と思います。

ちなみに実家暮らしの人の交通費は1ヶ月あたり9,030円と、なんと一人暮らしの人よりも2倍以上も高くなっています。

教養娯楽費

食費の次に高くなっている教養娯楽費。

教養娯楽費とは友達と遊ぶ交際費だったり、美術館鑑賞などの娯楽にかかる費用です。 

2018年度の教養娯楽費は11,520円でした。

大学生なら飲み会がつきものですが、確かに飲み会だと安くても1回で3,000円以上飛んでしまったりとどうしても高くなります。

11,520円だと飲み会1〜2回友達とカフェでご飯を食べるの趣味代の合計くらいだといえます。

また、2010年度に比べるとこのような娯楽にお金をかける人が多くなったといえます。

書籍費

書籍費は、もちろん本にかけるお金のことです。

デジタルネイティブ世代の僕たちは本を読まなくなったと言われていますが、果たしてどうなんでしょうか。

2018年度の書籍費は、1,710円でした。

2010年と比べると、およそ500円ほど減っているので本1冊の半分くらいは少ないですね。

ちなみに1,710円というと厚めの本1冊か、小説2冊くらいです。

日常費

日常費は、服や化粧品などの日用品にかかる費用です。

服はユニクロレベルのところからブランド品までありますが、2018年度の日常費が7,260円であることから、プチプラのものを買う傾向です。

また、化粧品も日常費において重要です。

特に女性の皆さんは美容に意識を使うので、化粧品は高くなりがちです。

男性には一切化粧品を使わないという人もいるし、メイクをするわけでもないので女性に比べると化粧品にかかる費用は少なくなります。

女性なら服もこだわりたいし化粧品の分もあるので1ヶ月7,260円だと厳しいですよね。

この日常費は人によって大きく幅があるものです。

電話代

電話代は電話料金、通信費が該当します。

電話をしないという人もいますが、今や大学生にとってスマートフォンは必需品。スマホの通信費があります。

2018年度は3,710円でした。

普段僕たちはこの電話代は目に見えず、意識されないと思いますが1ヶ月に4,000円弱もかかるんだよってことを覚えておくと良いかもしれません。

生活費を安くするには?

以上、各生活費を細かく見ていきました。

食事するに必要な食費、友達と遊んだり趣味に使う教養娯楽費、学校と自宅の往復にかかる交通費、本にかかる書籍費、化粧品などで必要な日常費、電話やWi-Fiなどの通信を含んだ電話代

この他にも勉学費など色々な費用がかかるんです!

ここで少しだけ生活費を抑える方法について紹介します。

生活費を抑えるには、一番かかっている食費と交際費を減らしてみてください。

食費なら、1日500円で生活する、全部自炊にする、食事を昼と夜の2食に減らすなど、方法は色々あると思います。

1日500円で生活するなら、1ヶ月の食費は15,000円となります。さすがに1日500円の他にもう少しお金を使うと思いますがそれでも1ヶ月20,000円くらいで頑張ると5,000以上も節約できます!

交際費に関しては、1回飲み会を減らすだけで3,000円も節約できます。

これだけで1ヶ月にかかる費用を8,000円も抑えることができるので、生活費を見直したいなら食費交際費を減らしてみるのをおすすめします。

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