北陸新幹線が開通してから盛り上がりが今日まで続いている金沢市。
兼六園や21世紀美術館などの観光名所がたくさんあり、また趣のある町屋造りの建物が「加賀の小京都」ともいわれている由緒ある街並みも素晴らしいです。
そんな金沢へは東京から何で行けばいいのかをお伝えします!
主な移動手段としては、新幹線、飛行機、高速バス、在来線があります。これらを比較していきましょう!
新幹線

金沢へ行くには、これまでは上越新幹線、そこから金沢行きの特急「はくたか」に乗り換えて行く必要がありましたが、新幹線が開通してからは1本で、乗り換えなしで行けるようになりました。
北陸新幹線が開通すると、東京から金沢までかがやきで最速2時間30分ほど、はくたかで3時間ほどと、これまでと比べるとかなり早くなりました。
料金は普通車指定席で14,380円です。(普通車は530円引きです)
ちなみに、グリーン車は19,100円と5,000円ほど高くなります。グランクラスなら27,480円と10,000円以上高いです。
新幹線の切符を安く買う方法もあります。
インターネット予約の場合は少しだけ安くなります。(例えばJR西日本のインターネット予約サイト「e5489」では13,730円で移動できます)
通年販売しているものでは当日は買うことができませんが早特により最安12,360円で購入可能です。
JR東日本の「えきねっと」ではお先にトクだ値が1番安く、10,060円で移動することができます。
東京から金沢まで行く列車は「かがやき」「はくたか」ですが、どちらも料金は変わらないので「かがやき」がおすすめです。
飛行機

次に飛行機を見ていきましょう。
石川県には小松空港があり、そこから発着します。
所要時間は羽田から小松までがおよそ1時間、小松から金沢へはバスが運行されていて、小松空港と金沢駅を40分で結びます。
チェックインなどの時間で1時間30分と考えると、東京〜金沢間は3時間強かかります。新幹線よりはやや遅いですね。
次に値段を見ていきましょう。航空券は日によって変わりますが片道10,000円を上下します。ただ、高いときはもう少しいきます。
バスの料金は小松空港〜金沢駅西口で大人1,150円です。
若干飛行機の方が安いですが、この値段を合わせるとおおよそ新幹線を使う場合とは変わらないと思います。
高速バス

貧乏庶民(僕もそうですが)の味方、高速バスです。
高速バスは東京のあらゆるところから出ています。降車場所としては金沢駅が多い気がします。
昼行、夜行バスのいずれもあります。昼行バス、夜行バスいずれも移動時間はおよそ8〜9時間超まであります。
やはり移動時間はかかります。
高速バスで一番気になるのは値段ですよね。
そこで東京〜金沢間の高速バスの値段を調べてみました。
高速バスも時期によって変動しますが、一番安い時期では2,250円がありました!
他にも2,000円台があったり、3,000円台、高い月で4,000円あれば乗れるという価格設定です。
安さに関しては圧倒的ですね!
在来線

最後に在来線です。
はじめに言っておくと、この在来線はあまりオススメしていません。
東海道本線を在来線で行く場合とは違い、様々な路線を経由する必要があり、電車の本数も少ないので待ち時間も必然的に多くなります。
在来線で行く場合は中央本線で東京から松本、松本から大糸線で糸魚川、糸魚川から第三セクター(日本海ひすいライン、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道)で金沢まで行けます。
それ以外にも東海道本線で岐阜まで行き、岐阜から高山本線で富山、そこからあいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道を使うなど、色々な方法があります。
行き方がたくさんあるので、値段はバラバラですが1万少しほどです。
この方法はあまりオススメできませんが、途中下車して観光したい!と考えている人、時間がたくさんありゆっくりと旅を楽しみたい人にはおすすめです!
また、青春18きっぷで行く場合は第三セクターが使えないので、東海道本線→米原で北陸本線に乗り換えていくしかないです。京都によりたい人は京都まで東海道線(琵琶湖線)、京都で湖西線、北陸本線と乗り換えていくことになります。
どれで行くのがいい?
以上、東京→金沢への行き方を4つ紹介してきました。
王道の新幹線、飛行機は早く移動したい人、時間を有効に使いたい人におすすめです。
新幹線の方がやや早く移動することができますが、マイルを貯めたい人は飛行機という選択肢もありだと思います。
高速バスはとにかく安く移動したい人、お金がない人におすすめです。
移動時間もかかり、疲れが溜まってしまいますが、安さで言ったらダントツで高速バスが1番いいです。
在来線は東京〜金沢間ではあまり現実的ではない選択肢となってしまいました。
それでも、途中下車できるというメリットはかなり大きいので、途中下車しながらゆっくり旅をしたい人や移動時間も楽しみたい人は在来線を選ぶメリットもあります。
自分がどれを使えばいいかわかりましたか?移動時間の使い方は旅で重要なので、何で行くかを考えて旅を楽しんでくださいね!