私は高校を卒業して、大学生で一人暮らしを始めました!
そのときに地元から上京してきたんですけど、やはり上京してよかったなと感じました。
そこで、地方出身の人が人生で一度は上京して東京で暮らしてみた方がいい理由をご紹介します。
東京に憧れている人、上京するかしないかすごく悩んでいる人はこの記事が参考になりますよ!
一度は上京するべき理由
人が多く、チャンスも多い
東京に出ると、地方に住んでいるあなたが普段見る人の100倍〜1,000倍は見かけると思います。
東京都内だけでも人口約1,500万人。日本の人口の10%も占めます。(100倍〜1,000倍は言いすぎましたね。笑)
これだけ人口が多いということは、単純に考えるとあなたと関わる人も地方の10倍ほど。あなたと性格の合う人も見つかりやすいし、趣味仲間も見つかりやすいです。
さらに大学なら同じ学年の人や先輩が多いですし、会社なら同僚や上司も多いです。後述しますが、人はみんな個性があり価値観があるので、地方に住んでいるよりも圧倒的に多様な価値観を持てます。
多様な価値観を持つと、今まで自分になかった斬新なアイデアが出やすく、豊かな発想にもつながるのでオススメです!
全てが刺激的

上京するべき理由としてはあらゆることが刺激的だということです。
地方でずっと住んでいた人にはわかるかもしれませんが、考えてみてください。
見上げるほどの高層ビル群。交差点を歩く溢れんばかりの人。ぎゅうぎゅう詰めの満員電車。密集している飲食店やショップ。
東京の中心部に行くとこんな光景でびっくりするかと思います。
もしかすると、こんなところ住めるの?って思うかもしれません。でも、住んでみるとお店が近くにある便利さ、流行の最先端があります。
流行の最先端にいる人は、感性が磨き上げられてきます。あなたも、その人たちを意識することによって感性が研ぎ澄まされますよ。
また、方言がある地域の人は、標準語に違和感を覚えるかもしれません。これらは今まであなたの中にはない価値観ですよね。私が生まれたところは、一番方言が強いところなので、標準語を聞いている、話しているという感覚はかなり新鮮でしたね(笑)
東京に住み、なれることで価値観も少しづつ変わってきます。それなら、多様な価値観を吸収していって「日本っていろんなところがあるよね」と思えるようになるべきです!
地元が好きになる
上京してしばらくすると、地元が好きになります。「え?どういうこと?」って思うかもしれませんね。
上京してすぐは、「東京楽しい!一人暮らし最高!!」って思うかもしれません。私もそうでした。
しかし、数ヶ月たつと途端に地元に帰りたい…実家に戻りたい…と思うことがありました。いわゆるホームシックってやつですね。そうして実家に帰ってみると、地元の雰囲気がよく感じられたりします。
私も地元より東京の方が素晴らしいところだ!と思いながら上京して過ごしていましたが、しばらく住んでみてから実家に帰ってみると
案外地元も悪くないな
って思えました。
まったりした時間が流れ、開放感がある地元は、東京に比べたらお店も刺激も全くないけれどいて心地よいところでした。
このように、ショップや遊び場がなくても、自然とかで地元の優れている部分を見ることができ、都会と田舎はどっちが優れているか?という疑問自体もなくなりましたね。(住みやすさは都会の方です)
もしずっと地方で一人暮らしをし続けていたなら、この感覚は持てておらず、地元を好きになることはなかったでしょう。
この感覚は、東京での一人暮らしに十分なれた今でもちゃんとあり、今でも田舎もいいところだなぁという認識です。
東京での就職がしやすい
これは特に大学生、就活生に上京をおすすめする理由となりますが、東京で就職するというときに就活が少しだけ優位になります。
地元の大学に通っている人で、東京に就職する人も多いでしょう。その人たちは就活のために東京までわざわざ出かける必要があります。
それなら、東京の大学へ行って東京で就活をする方が圧倒的に効率がいいです。
都内では様々なイベント、企業の説明会が行われます。
また、周りの人も就活に熱を持っている人が多く、周りから刺激を受けやすい環境にあると言えます。
ですので、将来東京の企業に入りたい人は東京で住んでみてから就職するべきだと思います。
東京で一人暮らしをしている感想
東京で一人暮らしをして何年かたちます。
まず、初めに東京で一人暮らしする!となったとき、ワクワクしていた反面少し心配事もありました。
それは、
- ビル群の中で暮らしていけるのか?
- 空気がクソ不味そう
- 水もクソ不味そう
- 人が冷たいのでは?
といったものです。「気になる〜!」って思っている人も少なくないはず。よく東京のデメリットとして聞くようなことですが、私も気にしていました。
でも、実際はこれらの悩みは間違いだと思っています。
まず、ビル群の中で暮らしていけるのか?です。確かに、見上げるほど高い高層ビルは都心にたくさんあります。特に新宿はすごい…!
ですが、高層ビルの近くで暮らすということはほとんどありません。そこらへんは、家賃が高く、上京してなかなか住めるようなところではありません。私が住んでいるところは、住宅街ですが背の低いアパートか一軒家しか立っていないところです。
私は東京でもこんな開けた住宅街があるのか!と感心しましたね。初見で、「ここ絶対住みやすそう」って思っちゃうようなところもあるんです!
なので、高層ビルが立っているところからはかけ離れたところに住んでるし、実際快適です。
空気は、確かに草や木の香りはしませんが、まずくて臭いということはありません。臭いのは渋谷駅の広場とかごく一部ですし、秋になるとキンモクセイのいい香りが漂ってきますよ〜!
あと、水は少なくとも飲めないというほどではないと思います。私ははっきり言って田舎の水と東京の水はどっちも同じくらい美味しいです。(私がバカ舌だからかもしれませんが…。)
最後に、人の冷たさですが、全く冷たいなぁと感じることはありません。例えば、財布を落としたときにちゃんと拾ったりとか、アパートに住んでいる方とばったり玄関で出くわした時に会釈するなど、温かい人が多いと感じましたね!
よく、「東京生まれは実は性格がいい人が多く、地方から上京した人が見栄を張って、クールぶるから冷たいと感じる」とありますが、これは本当だと思います。
とにかく、東京の人は性格が悪いというのは間違いなので、気にしないでください!
ですから、あなたが上記の悩みを持っていたなら、そんなことはないので安心してくださいね!
東京が一番ではない!

いかがでしたか。
今回は主に上京するかどうか迷っているという人のために人生で1回くらいは上京するべき理由を3つ紹介しました。
- 刺激的な生活を送れる
- 地元の良さを再認識できる
- 東京での就活が優位になる
というメリットです。
しかし、これはずっと地元にいる人、地元で働くという人にもぜひおすすめしています。
ずっと地元にいると、他の地域と比較できないので地元の本当のよさに気付けません。
せっかく地元にずっと住むのだから、地元の真のいいところをわかっていた方が楽だと思います。
そのためには大学の数年間でもいいから、上京して「過ごしてみる」ことをおすすめします。
最後に言いますが、東京は決して最も素晴らしいところだとは思いません。
東京は刺激的で、便利で、住みやすいのは確かですが地方暮らしでも十分に生活できるし、ネット通販を使えばブランド物を買うことができます。
仕事も給料は少ないものの家賃や物価は地方の方が安いのであまり変わりがないと思いますし、今の時代はパソコンを使って稼げば全国どこへ行っても稼げます。
結局、どこに住んでも一緒です。住みやすいと思うし、素晴らしいと感じます。
ですが、実際に目にしてみて田舎と違う刺激を覚えたり、人間関係では決して地方で会うことのできないような意識の高い人やすごい人と関わる機会が多いのも確かなので、ぜひ上京して見ることをおすすめします!