こんにちは。kohです。
みなさん、グリーン車って乗ったことがありますか?
都内やその近郊だと2階建ての電車を見かけることがあるかと思います。この2階建ての電車がグリーン車で、乗車するには別料金がかかってしまいます。
そんなグリーン車って、実際乗る価値があるのかということと、グリーン車の乗り方について解説していきたいと思います。
グリーン車って乗るべき?
先に結論から言うと、グリーン車は値段以上に快適なので乗る価値は大ありだと思います。メリットとデメリットをそれぞれあげてみます。
メリット
主なメリットとしては、
- 混雑しにくく、座れる確率がかなり高い
- リクライニングシートに座れる
- テーブルがあり、軽い飲食ができる
という感じです。
やはり追加料金を出してまで通勤を快適にしようと思う人はあまりいません。どうせ普通電車で同じなんだから普通車でいいじゃん、っていう考えが多いと思います。
しかし、普通車だと座れない可能性もあるし、何より朝夕の通勤ラッシュや帰宅ラッシュの時間帯は満員電車になってしまいます。
満員電車はストレスに感じる人も多く、そのストレスで通勤して疲れてパフォーマンス能力が落ちてしまうことも。
一方、グリーン車はほぼ確実に座れ、何より満員電車に乗ることはないのでストレスも感じにくく、仕事もうまくいくのです。
あと、グリーン車の座席はリクライニングシートとなっていてある程度のびのびできます。これが結構快適で、しかもテーブルがついてきます。パソコン作業ができたり、会社に行くまでに朝食をとることもでき、時間の削減につながりそうです。
頑張るビジネスマンの他にも電車で旅行をする人にもかなり使えます。
グリーン車の2階に座ると景色も良く、快適な座席で、駅弁や名産品をゆっくり食べることができる。
なんと旅情を掻き立てられることでしょう…!
普段の通勤電車とは違うところが非日常感を味わえますよ。
デメリット
もちろん、グリーン車にもデメリットがあります。
- お金がかかる(結構高い)
- 座れるのを保証できない
ただ電車に乗るだけなのに追加料金を払う必要があるし、何より高いんですよね。
平日だとグリーン車の追加料金分で800円〜1000円分ほどかかります。
これだと美味しいランチが食べられますね。(笑)
グリーン車に毎日乗るよりも美味しいランチを毎日食べたほうが幸せだ、っていう人もいるのではないでしょうか。
また、グリーン券を買ったからといって絶対に座れるということではないです。実は朝夕のラッシュ時には座れないこともあります。追加料金を支払ったのに結局座れなかった、となればただの損失です。
ただ、座れなかった時は乗務員に言えば払い戻ししてくれます。(手数料220円がかかります。)
座れる確率を高くするには早めにホームに並んで一番乗りでグリーン車に乗ることですかね。
これらを総合的に見ると、グリーン車に乗ったほうが満足度は高いのではないでしょうか。特に観光目的で乗る場合は絶対にグリーン車に乗るべきです。
普通列車のグリーン席の料金
駅でグリーン券を購入した場合
曜日 営業キロ | 平日 | 土日祝 |
〜50km | 770円 | 570円 |
51km〜 | 980円 | 780円 |
車内でグリーン券を購入した場合
曜日 営業キロ | 平日 | 土日祝 |
〜50km | 1,030円 | 830円 |
51km〜 | 1,240円 | 1,040円 |
表にまとめるとこんな感じです。
グリーン料金は、平日か休日か?
乗車している距離が50kmを超えるか超えないか?
グリーン券を駅で買ったか車内で買ったか?
の3つにより価格が変わってきます。
グリーン券を車内で買うこともできますが、割と高くなってしまうのでなるべく駅で買うようにしましょう。
グリーン車がある路線
グリーン車がある路線は限られていて、東海道線、宇都宮線、高崎線、上野東京ライン、湘南新宿ライン、横須賀線・総武快速線、常磐線となっています。
中央線については2023年末からグリーン車での営業が開始される予定です。
グリーン車の乗り方
ここからは首都圏で走っている普通列車のグリーン車に乗る方法(グリーン券の買い方)について解説していきます。
一番手っ取り早い券売機で買う方法を紹介します。
券売機はグリーン車がある路線にあり、Suicaにチャージすることで情報が書き込まれます。

Suicaを磁器部に入れるとこのような画面が出てくるので、自分が乗る路線をタッチしてください。宇都宮線に乗るので宇都宮線をタッチしてみます。

次にこのように駅と料金が表示された画面になるので行く駅をタッチ。宇都宮まで行きたいのであれば宇都宮と書いてあるボタンを押してください。

お金が足りない場合はこのような画面が出てくるのでチャージしてください。1000円札以外のお金は使えないので1000円札をご用意してください。

チャージが完了するとこのような画面が表示されます。またこの画面が表示されるとともに音がなります。それまではSuicaを抜かないように注意してください。
これでSuicaにグリーン券の情報が書き込まれました。Suicaは電車に乗った後すぐに使うので用意しておいてください。

電車に乗り込み、席に座ります。

席の上にこのような赤いランプとSuicaのマークがあるので、先ほどのSuicaをマークの部分にかざしましょう。

この画像のようにランプが緑になれば完了です。あとは目的地までゆっくり過ごすなり、友人や家族と談笑するなり自由です。
また、目的地到着後はランプが自動的に赤になります。
Suicaを持っていない場合はみどりの窓口で買うこともできます。
みどりの窓口で「ここから〇〇駅(目的地の駅)までのグリーン券をください」と言えば紙の切符を買えます。
Suicaの券売機で買う場合と料金は同じですので安心してください。
また、この方法で買う場合だとSuicaの磁器で読み取ることはできないので乗務員が回ってきたときに提示しましょう。
その後ランプが緑に光って、グリーン券の確認完了です。
まとめ
以上、首都圏のグリーン車についての説明と買い方についてまとめてみました。グリーン車に実際乗ってみるとすごい快適で、値段相応の価値はあると思いました!
このグリーン車は毎日毎日忙しいビジネスマンだけじゃなくて旅したい!っていう人にもおすすめですよ!
※あくまで首都圏の普通列車グリーン席についてのことなので、特急や新幹線はグリーン券の購入方法は違うので注意してください。