青春18きっぷの魅力ってやっぱり激安で遠くまで行けることですよね。片道2,400円で東京→大阪間を移動できるのって現状これしかないです。
でも、さらに遠くに行ってみるともっとお金を抑えられることができますね。
そこで今回は僕の興味本位で、青春18きっぷを1回分使ってどこまで行けるかを調査してみました。結構遠いところに行くことができましたよ。
1日で東京→九州に行ける！
調査して実際に乗ってみたところ、東京を始発で出発するとその日のうちに小倉（こくら）；福岡県 につく事ができました！！
総距離1107.7km、総運賃13,220円、総時間19時間24分
という超長旅になりました…。
青春18きっぷは11,850円で売られているので1回分で元を取れている計算になります（笑）1回分は2,370円なので10,000円以上も得しているんです（笑）
ただ、電車の中に17時間も拘束されることになるのでその行程は修行と言っても差し支えないでしょう（笑） しっかりと対策を練らないと電車の中で暇になったり疲れたりと苦しいものになるので対策はしましょう。
それでは、青春18きっぷで東京→小倉間を移動するときのダイヤをお伝えします！
東京→小倉のダイヤ
4:41発 東京
↓京浜東北線 各駅停車 大船行
4:52着、5:10発 品川
↓東海道本線 普通 小田原行
6:21着、6:22発 小田原
↓東海道本線 普通 熱海行
6:45着、6:49発 熱海
↓東海道本線 普通 浜松行
9:18着、9:24発 浜松
↓東海道本線 普通 豊橋行
9:57着、10:02発 豊橋
↓東海道本線 快速 大垣行
11:32着、11:42発 大垣
↓東海道本線 普通 米原行
12:17着、12:20発 米原
↓東海道本線、山陽本線 新快速 姫路行
14:47着、15:03発 姫路
↓山陽本線 普通 播州赤穂行
15:23着、15:25発 相生
↓山陽本線 普通 糸崎行
18:04着、18:29発 糸崎
↓山陽本線 普通 徳山行
21:57着、21:59発 徳山
↓山陽本線 普通 下関行
23:50着、23:51発 下関
↓山陽本線、鹿児島本線 普通 小倉行
0:05着 小倉
以上のスケジュールになります。考えただけでも恐ろしいです…。
赤で書いた部分は乗り換え時間1分の駅、青で書いた部分は乗車時間2時間を超える列車です。
ここの駅や乗車時間2時間以上の電車は注意しないといけないです。（小田原も下関も向かいのホームの電車に乗ればいいだけだからそこまでしんどくはないかな）
乗車時間があまりにも長すぎると暇になったり、お尻が痛くなったりするので注意です。
長時間の列車に乗る時の対策
青春18きっぷを使うと必然的に長時間列車に乗ることになりますが、長時間乗ることで、暇でする事がなくなり、ケツが苦しくなります。
まず、暇になる事への対策として、本を何冊か持ってきましょう。普段あまり読みたくない難しい本なんかを持ってくるとじっくり読む事ができて本の内容がわかったりします。
移動時間中に本を読むのは非常に有効な時間の使い方ですよ！
スマホだとすぐにバッテリーが消費されてあまり長時間持続しないのでモバイルバッテリーを持って行った方がいいでしょう（ちなみに僕はバッテリー持ってません）
それでも時間が余ったら自分の好きな音楽を流しながら車窓をみるとかなり気持ちいいですよ。
これだけで結構時間が潰れると思いますが、やっぱり一番の時間の潰し方は
寝ること
だと思うので移動時間中はゆっくりと睡眠をとって体を休ませましょう。ただし電車の乗り換えに遅れないようにしてくださいね！このダイヤは一度でも遅れたら終わりで、1日で小倉までつくことができませんから。
ご飯を食べる場所
このルートで行くと、ご飯を食べる時間があるのは品川、姫路、糸崎の3駅です。しかも時間的にも朝食、昼食、夕食とうまく行くので品川駅で朝食、姫路駅で昼食、糸崎駅で夕食を調達しましょう。
または朝食は東京を出発する前に買っておくのもいいでしょう。
姫路駅での昼食は駅のホームにあるえきそばをおすすめします。このえきそば、姫路名物で食べている人も結構いますよ。
夕食の糸崎駅ですが、駅周辺にはコンビニしかないので途中下車してコンビニで食べ物を調達するしかないです。結構広島県限定の惣菜が売られているのでそれを食べるのもいいと思います！ちなみに僕は呉冷麺が売られていたのでそれを食べました。
成功は運にもよる！！
また、天候や事件などによって電車が遅れて乗り継ぎに間に合わないといった事があるとその瞬間ゲームオーバー。小倉まで行けません。
僕が実際に行った時は、東海道本線で静岡県内で強風が吹き荒れていて電車が一時運転見合わせしました。運転再開した時には7分遅れで、次の乗り換え電車の発車時間に到着する予定に。乗り換え時間0分です（笑）
幸い終点の1つ手前の駅で1分遅れを回復する事ができ、乗り換え時間は1分でなんとか乗り換えに成功しました。
この経験で、やはり運って大切なんだな。って思ったし何より運で目的地までたどり着けないこともあるっていうことに改めて実感させられました。
こればっかりは仕方ないですがもし天候などで電車が遅れ、次の電車と乗り継ぎができない瞬間小倉へは行けないので泣く泣く諦めるしかありません…（泣）
まとめ
今回は青春18きっぷだけを使って東京から1日で九州へ行く方法をご紹介しました。いかがでしたか。
無理！っていう声も聞こえてきそうです。
もちろんかなりの苦行で途中で降りたくなると思います。（実際僕がそうでした）
ただ、この長い時間拘束されてきて、乗り換え時間で急かされながらもやっと下関を発車して関門トンネルで九州に抜ける時の嬉しさは言葉で表せないほどです。
2,370円で東京から九州に行けるのもなかなかないことだと思うので、体力に自信がある！とか精神がおかしくならない！っていう頑強な人はやってみてもいいではないのでしょうか（笑）
もちろん、初心者には絶対おすすめしませんので新幹線を使っていきましょう。
