東京都内の銭湯「小杉湯」に行ってきました

どーも、温泉&お風呂大好き系ブロガーの「こー」です!

先日、東北ひとり旅で初めての温泉旅館に泊まりました!

温泉に入っていると気持ちいいですね!

中でも私が一番好きな時間は温泉から出たあとの休憩タイムです。

熱々の身体で飲む、キンッキンッに冷えた牛乳とかコーヒー牛乳とかコーラとかサイダーがまじでたまりません!

温泉から出たあとに飲んだビールは今までで一番おいしい飲み方だと感じました。(笑)

さて、今回は温泉ではなく銭湯に入ってきました!

銭湯には温泉成分は特にありませんが、身体の底から温まることができました!

今回行った銭湯は東京都杉並区高円寺にある「小杉湯」。昭和8年に創業し、2020年で86年という歴史のある銭湯です。

私は銭湯に入った経験がほぼなく、緊張しながらの銭湯となりましたが「小杉湯」は若い男女も多く、設備もきれいで楽しむことができましたよ!

小杉湯のお風呂

小杉湯の外観をお見せしましょう。

うん、かっこいい!

小杉湯は外の入り口で靴を入れるロッカーがあり、ドアを開けるとすぐ番台が左手にあります。

まずここで料金を支払います。

入浴料金は大人470円中人(小学生)180円小人(幼児)80円となっています。

小杉湯の全体像です。「銭湯図解」という本より。

そしたら、男湯と女湯が番台で分かれているので、男性は番台の右側、女性は番台の左側から入ります。

入ると荷物を入れるロッカーがあります。ここでお風呂に入る格好に着替えたらいざ入浴!

小杉湯はとにかく狭いです。銭湯ってそうなのかもしれませんが、シャワーの数は多いんですけど風呂自体はそんな広くありませんでした。

ただし小杉湯は様々な種類のお風呂を楽しむことができます。普通のお湯だけではなく、柑橘系の香りなど日替わりのお風呂やミルク風呂、そして名物の水風呂があります。

後ほど詳しい説明をしますが、銭湯ファンにとってここは「交互浴の聖地」として有名なお風呂だそう。

それ以外にも強い泡が出る風呂などとにかくお風呂は豊富です。

髪と身体を洗ってからお風呂を楽しみます。

ちなみに小杉湯ではシャンプーとコンディショナーとボディーソープが備え付けられています。他の銭湯では備え付けていない場合があるので注意が必要です。

しかもこれらは国内のブランドものを採用しているらしく、そこにもこだわっている小杉湯さんさすがです…!

また、レンタルのタオル(有料、50円)はIKEUCHI ORGANICという今治タオルの会社のものを使っているそう。私はレンタルしませんでしたが今治タオルを使ってみたいな、と思いました。(笑)

お風呂はどれから入ろうか迷う…!でも私は「お風呂で入る順番を考えるタイム」が3番目くらいに好きなので全然オッケーです!

いろいろ入ってみましたが、ミルク風呂が一番好きだなーと感じました。ミルク風呂は温度がやや低め(41度)で長くゆっくりと入っていられるし、甘くて優しい香りが好きです。

その後は交互浴というものを体験してみました!初めて聞く言葉だし、やったことはありませんが挑戦してみます!

小杉湯名物、交互浴とは?

交互浴は、熱いお湯と冷たい水風呂に交互に入る入浴法です。熱いお湯で火照った身体を水で一気に冷やすことで自律神経の回復につながるんだとか。

なぜここが交互浴の聖地と言われているかというと、お湯と水風呂の温度の差がちょうどいいかららしいです。

お湯が41度〜44度、水風呂が14度〜16度になっていて、最適な温度差だと言われています。

私はお風呂にある水風呂には絶対入らない派でしたが、思い切って入ることにしました。

今までは、「水風呂って寒すぎるしポカポカした身体を急に冷ますのが嫌だっ!」とか思っていましたが、

みんながみんな水風呂に入っているということなので、意外と水風呂って気持ちいいのかな?って思い、体験することに。

入りたてはめっちゃ寒い!って思いましたがゆっくり身体を水につけていきしばらくすると「あ、入れるわ」となりました!

そのまま1分ほど入るんですけど1分どころか3分くらい入っても余裕に感じそうでした。

もちろん熱いお風呂の後一気に水風呂に入るのではなく足などの心臓から遠い部分からゆっくりゆっくりと入っていきます。

交互浴を2、3回繰り返してから最後は水風呂でキリッと身体をしめてから上がりました。40分くらい入っていましたが、いい湯だな!と思いました。

銭湯文化を味わえる

お風呂から上がった後、座れるスペースがあるので少し休憩。

やっぱりこの時間が一番好きです。(笑)

ここでは壁に銭湯に入っている人々の写真が展示されていました。小杉湯だけではなく他の銭湯の写真もありました。

それ以外にも広々とした本棚の中には有名な漫画が1巻からずらーっと並んでいます。

漫画だけではなく、銭湯についての本も見ることができます。全国の銭湯について紹介している「銭湯図解」など、銭湯について詳しくなれる本だらけです。

ちなみに「銭湯図解」の作者はなんと!ここ、小杉湯で働いている塩谷歩波(@enyahonami )さんだそうです。

もちろんこの本の1ページ目に堂々と小杉湯を紹介しています。

私も銭湯の本を漁り読んで、少しだけ詳しくなれた気がします。少しだけね。

プレオープンした「小杉湯となり」へ!

ちょっと一息ついたところで小杉湯を出て次の目的地へ。

2020年の春、つい最近オープンした「小杉湯となり」にいくことが第2の目的です。

といっても場所は名前の通り、小杉湯となり。

小杉湯に隣接している3階建ての建物がそれです。

一体、どんなところなのかというと、

小杉湯に入った後に休憩したり、自由な時間を過ごしていただきたい

とのコンセプトがあるらしいです。

そういえばお風呂から上がって自宅まで帰る時間ってものすごく億劫だったりしませんか。小杉湯から自宅まではおよそ15分かかるんですけど、その帰り道って想像しただけでも辛いです。

そこで銭湯の隣に自宅みたいにくつろげるスペースがあったらそこでしばらくまったりして帰る、そんなところがあれば嬉しいですよね。

それが小杉湯となりのコンセプトです。

プレオープン時には1階はドリンクや軽食を食べられるスペース。

2階は畳があってゴロゴロしたり机で作業できるようなスペースという風になっていました。

3階もありますが使い方は未定だそう。(笑)

「小杉湯となり」のお客さんに提案して、みんなで決めていくとのこと。

1階には「こうなったらいいなボード」と書かれていて、お客さんが意見や感想を書けるそう。もちろん私も「小杉湯」や「小杉湯となり」の発展のために貢献してきましたよ!

ちなみに私は1階だけ利用してみました。

ちなみにメニューはこちら。まだプレオープン時の時のメニューなので、これから増えていくそうです。

ドリンクで一番おすすめのを聞いたら、ハナウタカジツのはるかサワーということだったのでそれを注文。

爽やかな味わいでゴクゴク飲めちゃいます!

結局、「小杉湯となり」には1時間ほど滞在しました。気ままにのんびり過ごせる空間だったと思います。

正式にオープンしてドリンクやフードのメニューも増え、3階も活用できるようになるこれからが楽しみです。

「小杉湯」で気持ちのいい銭湯に入ろう!

今回は東京・高円寺にある銭湯「小杉湯」を紹介しました。

「小杉湯」ではたまにイベントも開催していて銭湯文化を益々盛り上げていきそうな銭湯。

内装も思ったよりも綺麗なので、割と入りやすい銭湯かなと感じました。

また、最近できた「小杉湯となり」ではお風呂あがりのビールやサワー、軽食を楽しむことができたりゴロゴロお家にいるように過ごせるスポットもあります。

不安なことがあったり、落ち着かないって思ったならぜひ「小杉湯」や「小杉湯となり」で思い思いの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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